萌え落語で話題の声優「古典落語を“アキバ”にスライドさせた」

NEWSポストセブン / 2012年11月27日 7時0分

写真

萌え落語で話題の人気声優・小林ゆう

『銀河へキックオフ!!』『イナズマイレブンGO』シリーズなど数多くのアニメで活躍中の声優・小林ゆう。声優界では、その実力と独特の存在感、美貌で人気を誇る。8月には“女子萌え落語”に挑戦したCD『モエオチ!』を発売。古典落語をアキバカルチャーとして“カバー”し、話題を集めている。声優、モデル、“落語家”と変幻自在な彼女の素顔をのぞくべくインタビュー!

――落語のCDを出すことになったきっかけは?

小林:声優のお仕事を始める前にお芝居の勉強として落語を聴き始めたのがきっかけでありました。立川談志師匠というすごい落語家様を知って、大変恐縮ですけれども、自分もいつか落語というものをさせていただけたらという密かな希望を持っておりましたところ、今回CDを出させていただく運びになりました。念願でございました。

――アキバカルチャーとコラボした“女子萌え落語”とは?

小林:謎のネーミングですけれども、古典落語を現代のアキバカルチャーにスライドさせる形を取らせていただいておりまして、秋葉原で出てきた萌え文化の世界観の落語ということで、“女子萌え落語”というふうにさせていただいております。

――ストーリーも有名な演目にからんだ内容?

小林:例えば古典の『寿限無(じゅげむ)』をカバーした『微レ存』(“微粒子レベルで存在する”という意味のネットスラング)では、コミケ会場を舞台にさせていただいています。初めて描いた漫画を同人誌として売りたいと主人公の女性が、漫画やコミケに大変詳しい女性の先輩にタイトルの相談をするところからストーリーが始まります。最終的に本のタイトルは、アキバカルチャーにゆかりのあるたくさんの言葉を全部つなげた物すごく長いものになります。そして、そのタイトルを全部長セリフで私が言わせていただくのがいちばんの醍醐味というか、聴きどころになっております。

――普段からアキバの言葉を使っていたわけではない?

小林:お仕事以外では、残念ながら使うご縁に恵まれず、“微レ存”という言葉も初めて知りまして。私はパソコンも持っていないもので、ネットスラングというお言葉も“はじめまして”なものばかりでした。

――なかなか理解しづらい言葉が多いですね。

小林:勉強になりました。クライマックスの長台詞を早口で連続して言わせていただくシーンでは、たくさんの少年やイケメンさん、おばあちゃんやおじいさんなど登場人物たちが入れ替わり立ち代わり出てまいります。そのひとり一人の演じ分けと早口言葉は、本当に学ぶことばかりでした。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
NEWSポストセブン

トピックスRSS

ランキング