志村けんさん 「オレの子供を産んでくれ」と頼んだ女性

NEWSポストセブン / 2020年4月2日 7時5分

志村さんがたった1つ、果たしたかったこと

「毎年3月には、出演者、スタッフも集まって、一緒に花見をしていたんです。六本木の和食の店を会場にすることが多かったかな。だからもちろん今年も参加するつもりでした。なのにこんな形でもう二度とできなくなってしまうなんて…」(番組関係者)

 あっという間だった。志村けんさん(享年70)は3月19日に発熱と呼吸困難の症状が出て、わずか3日で意識を失った。自分が新型コロナウイルスに感染したことも知らぬまま、誰一人として心の準備が整わないまま、帰らぬ人となってしまった。

 コメディアンとしてお茶の間の笑いを取ることに徹し、プライベートを深く語りたがらなかったが、ここ数年は違っていた。

 家族の知られざる歴史をひもとくドキュメンタリー『ファミリーヒストリー』(NHK・2018年5月)に出演して、自身のルーツに触れたり、『金スマ』(TBS系・2019年4月)では、師匠の故・いかりや長介さん(享年72)への思いを初告白。そして亡くなる4日前には『あいつ今何してる?』(テレビ朝日系)に出演し、過去に結婚を意識した唯一の恋人について明かした。

 さらに俳優としての仕事を避けてきたにもかかわらず、この春からNHKの朝ドラ『エール』に出演、そして松竹創立100年を記念する山田洋次監督の映画『キネマの神様』(2020年末公開予定)への主演に挑戦している最中のことだった。

 志村さんの知人が言う。

「本人は新型コロナに感染したと知らぬまま亡くなりましたが、何か心に期するものがあったんでしょうか…。仕事だけじゃなくて、プライベートでもここ最近変わってきていたんですよね」

 一度夜の街に繰り出せば、深夜3時、4時は当たり前。2軒、3軒とキャバクラやガールズバーをハシゴしては、店員も、居合わせた客をも楽しませる。気っぷのよい支払いも有名で、志村さんの愛車、ロールスロイスが目抜き通りに止まっていれば「今日はお店にいるんだ」と道行く人がわかるほどだった。24才でザ・ドリフターズに加入してから40年以上、欠かすことなく六本木の街へ繰り出しては、車で40分はかかる三鷹市の自宅に帰る日々。「昭和のスター」を地で行く最後の人だったともいえる。

「ただ、ここ1~2年は街に繰り出してはいたけれど、志村さんにしては節制生活を送っていました。1日2箱というヘビースモーカーだったのに禁煙して、お酒も焼酎のボトルをロックで1本すぐに空けてしまうくらいだったのに、水を飲みながらほんの数杯という具合。考えるところがあったんだと思います」(前出・志村さんの知人)

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