元フジテレビ露木茂氏「コロナを口実に人間関係整理していい」

NEWSポストセブン / 2020年7月10日 16時5分

煩わしい人間関係はリセット

 新型コロナは、これまでの生活を一変させた。在宅勤務が推奨され、自宅で過ごす時間が多くなった。不要不急の外出は自粛を強いられ、自由に外食や旅行をすることもままならない──。

 制限だらけの生活に、息苦しさを感じる人は多いだろう。しかし、少し視点を変えれば、これは今までの煩わしい人間関係をリセットするチャンスとなり得る。

 フジテレビのアナウンサーとして長年活躍した露木茂氏(79)が言う。

「外出を控えるようになって、友人・知人と直接会う機会は少なくなりました。寂しい気持ちもありますが、私はこれを“人間関係を整理する機会”と捉えています。

 私の場合、利害関係だけで成り立っていた方々とは自然と疎遠になってきている。“こういう時期だから遠慮します”とか“コロナが落ち着いたらまた”という挨拶は、本心でもあるのですが、義理で付き合っていた人と無難に距離を置ける言葉です。

 我々の世代はコロナを口実にして人間関係をうまく整理していい。本当に親しく、得がたい友人は、コロナが収まってから久しぶりに会っても、すぐ昔に戻れるはずですから」

 関西に住む元メーカー勤務のAさん(72)も、緊急事態宣言下で人間関係の整理を実行した。

「10年前から、同級生6人と同窓会を兼ねた旅行を3か月に1度のペースで欠かさず続けていました。今年の春から新型コロナの影響で中止していたのですが、先日“コロナがいつ収束するかわからない。もう6人での旅行は止めよう”と切り出したんです。

 もちろん感染拡大も大きな理由ですけど、正直に言えば、6人全員と気が合うわけじゃなかった。カネと時間を使って無理してみんなで定期的に集まるよりも、気の合う人と個別に時々会えればそれでいいんですから。残りの短い人生を考えたら、そのほうが有意義。提案するのには勇気が要りましたが、意外にも皆が賛成してくれました」(Aさん)

※週刊ポスト2020年7月24日号

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