ハチに刺されるのは2回目が危険 毎年10~20人が死亡

NEWSポストセブン / 2020年7月30日 16時5分

刺すのは巣と子供たちを守るため

 夏は、さまざまな害虫たちの活動が活発になる季節。なかでも怖いのは、「ハチ」だ。そこで、ハチの生態と対処法を紹介する。専門家によると危険度は5段階評価で「5」だという。

◆ハチの特徴

 夏によく出くわす危険なハチは主にアシナガバチとスズメバチだ。

「アシナガバチは民家の周辺で見られ、スズメバチは木の枝や橋の下、家の天井裏などに巣を作ります」(アース製薬・有吉立さん)

 秋の交尾後にオスは死に、女王バチだけが越冬して春に産卵。その後、女王バチだけで巣を切り盛りする。

「人を刺すのは巣と幼虫を守るため。特に大きな音・振動を嫌うので、巣の近くを大声でバタバタと走りまわると襲われます。ハチを見つけたら、無言でゆっくりとあとずさりしてその場を去りましょう」(有吉さん)

◆ハチの対処法

「初めてハチに刺された場合は、痛みや腫れが出るものの、数時間以内に治まります。ただし、過去に一度でもハチに刺されていると、2回目以降はじんましん、呼吸困難などのアナフィラキシー症状を起こす危険性があります。これで毎年10~20人が亡くなっています」(兵庫医科大学皮膚科学准教授・夏秋優さん)

 刺されたら安全な場所に移動し、局所を冷やして様子を見て、息苦しさや気分不良などがあれば直ちに救急車を呼ぶこと。毒液を口で吸うと体内に入るので厳禁。自力で何とかしようとせず、専門家に任せよう。

■イラスト/藤井昌子

※女性セブン2020年8月13日号

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