安倍長期政権の戦犯 政権交代を阻む体たらく野党7議員
NEWSポストセブン / 2020年8月12日 16時5分
約8年にも及ぶ安倍長期政権を招いたのは野党の体たらくだ。かつての民主党政治がひどすぎたために、国民は政権選択の機会を奪われ、自民党が選挙に勝ち続けた。
いまも野党の主である旧民主党政権の幹部たちを落選させ、新しい野党のリーダーが登場すれば、国民に新たな選択肢が生まれ、政治に緊張感が取り戻せる。
その筆頭が枝野幸男・立憲民主党代表だ。新型コロナの感染再拡大で「(私が首相なら)緊急事態宣言を出さざるを得ない」と政府の対応を批判している。
だが、枝野氏は9年前の東日本大震災で福島第一原発事故が発生したとき、官房長官として「ただちに健康に影響はない」と安全デマをアナウンスし続けた。枝野氏に政権を担わせてコロナ対策を任せたいと考えている国民がいるだろうか。
一方、玉木雄一郎・国民民主党代表も心許ない。小池百合子・東京都知事の希望の党に参加して代表に就任、次に国民民主党を結成すると、自民党との大連立に動いたかと思えば、立憲民主党との合流協議に乗り出すなど路線が定まらない。
「与党だろうが野党だろうが、国難にあたって国民のために政治を前に動かそうとしたかどうかが問われる」
そう指摘する政治ジャーナリスト・藤本順一氏が名前を挙げるのは立憲の安住淳・国対委員長だ。
「安住さんはこれ以上感染者が増えたら内閣総辞職すべきと言ったが、そのときに国民をどう守るかの提案はない。野党にも考えがあって然るべきなのに、政権交代を叫ぶだけでは国民の信頼は取り戻せない」(藤本氏)
また、野党会派では、東日本大震災の危機対応に失敗した菅直人・元首相や国民を裏切って公約違反の消費税増税を決めた野田佳彦・元首相、岡田克也氏、前原誠司氏ら政権交代を台無しにした“戦犯”たちがまだ影響力を残している。元民主党代議士の政治評論家・木下厚氏が語る。
「細野豪志氏、長島昭久氏などは優秀で党内でも将来を嘱望されていたのに、自分の意見と相容れなかったり、周囲の環境が悪くなると議論せずに離党し、批判していた自民党に入る。そういう有権者への背信行為を働く政治家は国会に必要ない」
それなら議席を空けて新たな人材を政界に送り出したほうがよほど国民は期待を託せる。リスト以外にも、与野党に仕事をしない議員は大勢いる。与党にも疑問符のつく議員は多いが、野党にもそうした存在はいる。表を参考にしてほしい。
※週刊ポスト2020年8月14・21日号
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