銀座・六本木・歌舞伎町 「夜の街」のコロナ対策奮闘記

NEWSポストセブン / 2020年9月5日 16時5分

ビル1階に検温モニターを設置

 今、夜の店で働くナイトワーカーたちはどのようにコロナ禍に向き合っているのか。高級クラブ、キャバクラ、ラウンジ、ホストクラブなど歓楽街で営業する店の現状を、写真とともにお伝えする。

◆銀座

●高級クラブ『ル・ジャルダン』

 店舗が入るビルの1階には、自動で検温するモニターが設置されている。こうした設備を店内に設置している店も増えているという。望月明美ママは何種類ものマスクやフェイスシールドを試し、接客にベストなものを探し選んだ。「銀座で飲むなら今がおすすめ。話術を持った一流のホステスとゆっくり出会えます」。

・『ル・ジャルダン』東京都中央区銀座8丁目6-22銀座ピアースビル3F(セット料金:1名様3万5000円)

●キャバクラ『Giraffe』

 座席に差し込むタイプのアクリル板を採用し、客と客の距離を保っている。一時はアクリル板の入手が困難だったが、同店は手を尽くして必要数を確保したという。橋本マナミ似のパッチリ美女のみゆきさん(32)は、最近はマスクをつけたままストローでお酒を飲むこともあるとか。

・『Giraffe』東京都中央区銀座8-3-11 和恒ビル4階(ビジター料金:50分7000円)

◆六本木

●キャバクラ『ZOO東京』

 ひとりひとりのグラスそれぞれに、使い捨てのマドラーで酒を作る。今回取材したすべての店で、この木製マドラーを使用していた。キャストの多くは商売道具のスマホを頻繁に消毒している。

・『ZOO東京』東京都港区六本木3丁目14-11ケントスビル2F~4F(基本料金60分:5000円~)

◆歌舞伎町

●ラウンジ『LP TOKYO』

 写真は右から、まりさん(23)、沙世子ママ(28)、みくさん(21)。店内はシャンデリアやウイスキーボトルが美しく光り、歌舞伎町にしてはハイソな空間だ。キャストはナイトドレスではなく、個々の私服で登場する。沙世子ママ曰く「外見はもちろん、性格も美しい子ばかりです」とのこと。カラオケのマイクは、使うたびにこまめにアルコール消毒を行なう。1週間に1回はマイクを分解し中のスポンジまで消毒洗浄を施す。入店前には、スタッフが客のひとりひとりを検温する。37.5度以上の場合、入店をお断わりする。

・『LP TOKYO』東京都新宿区歌舞伎町1-12-6 歌舞伎町ビル 5F (セット料金:60分8000円~)

●ホストクラブ『SINCE YOU…本店』

入店してすぐに、人感センサー搭載自動ウイルス除菌トンネルシステム「クリーンゲート」を通る。消毒液のミストで除菌する仕組みだという。総支配人の小田桐蓮氏は接客中も、飲むとき以外はマスクを外さない。コロナ以後、ボトルの回し飲みは禁止になった。客の酔い具合にも注意を払い、泥酔客は場合により退店させることもある。

『SINCE YOU…本店』東京都新宿区歌舞伎町2-24-3 新宿興和ビル2F(初回90分3000円〈飲み物代一部別〉)

●取材・文/赤谷まりえ 撮影/本誌・小倉雄一郎、内海裕之

※週刊ポスト2020年9月11日号

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