知っておきたい喪中はがきのマナーと気遣い伝わる喪中見舞い

NEWSポストセブン / 2012年12月10日 16時0分

 街中のプリントショップやコンビニなどで、年賀状と併せてよく目にする「喪中はがき」の受付け。自分が喪中である場合だけでなく、喪中はがきをもらった際にも、“どう対処したらいいのか?”と思うことは多い。喪中のマナーは、土地柄などによっても違いがあるが、基本的にはどういったことに気をつければ良いのだろうか。葬儀相談員の市川愛さんはこう語る。

「喪に服する範囲は、一般的には故人を中心とした一親等(両親、配偶者、子)と、二親等(兄弟姉妹、祖父母、孫)までとされていますが、別居・同居によって考え方を変える人もいます。また友人や知人などプライベートのおつき合いの方には喪中はがきを送り、ビジネス上の関係者の方には、通常どおり年賀状を送るなど、プライベートとビジネスを分けるというケースも多いですね」

 また本来であれば12月初旬までに送るのがマナーではあるものの、これから準備する場合、既に年賀状を送ってしまった人がいたとしても、気持ちの負担をかけない書き方はあるのだろうか? 喪中はがきの書き方のポイントや、入れるべき文章も気になるところだ。

「喪中はがきの内容は、『喪中につき、新年のご挨拶を失礼させていただきます』という挨拶と、『誰が、いつ、何歳で亡くなったのか』に加え、故人が生前お世話になったお礼などを入れます。

 喪中であっても年賀状を受け取りたい方や、これからご準備される方は、喪中はがきの文面に“年賀状をお待ちしています”や“例年どおり、近況をお知らせください”など、文例を参考に書き添えてみてはどうでしょうか」(市川さん)

【文例】
・皆さまからの年賀状は励みにもなりますので、どうぞ例年どおりお送りくださいませ。
 ・年賀状の無いお正月は、さみしいものです。皆さまからの年賀状は、いつものようにお待ちいたします。

 テンプレートなどを上手く活用しつつ、こうしたコメントを加えることで、気遣いやコミュニケーションの糸口を示すのは良さそうだ。

 喪中でも年賀状を受け取ることはマナー違反ではなく、喪中はがきを受け取った側も新年を喜ぶ年賀状ではなく、一般的な新年の挨拶の代わりに「喪中見舞い申し上げます」といった文章を添える「喪中見舞い」や「年始状」として、遺族を励ます便りを出すのが良いという。

 ネオマーケティングによる喪中時の年賀状に関するインターネット調査では、「喪中時に年賀状を受け取ることがマナー違反でないなら、年賀状は欲しいか」という質問に、57.6%が「欲しい」と回答。20代が最も多い67.0%という結果になった。若いために身近な人の死に接する機会が少ないこともあるが、喪失感のある時ほど、誰かと繋がっていることを感じたいのは自然な気持ちで、そうした点は年代を問わずあるだろう。

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