田中圭が引っ張りだこの理由「演技の幅と人脈に強みあり」

NEWSポストセブン / 2020年10月3日 16時5分

幅広い役をこなしブレイク中(時事通信フォト)

 俳優・田中圭(36)の快進撃が続いている。2000年にデビューした彼は、着実に出演作を積み重ね、実力を兼ね備えた中堅俳優として支持されてきた。そして、2018年に放送された主演ドラマ『おっさんずラブ』が社会現象とも言えるヒットを飛ばし、一気にお茶の間の人気者となった。

 さらに2019年に放送された主演ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ、原田知世とダブル主演)も成功を収めた。こちらはマンション内で行われる“交換殺人”を描いたサスペンスで、『おっさんずラブ』とは打って変わった緊迫した演技を披露している。

 田中はいまや、地上波ドラマに毎クール出演しているような状況が続いている。2020年に入ってから、『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(日本テレビ)、『不協和音 炎の刑事 VS 氷の検事』(テレビ朝日)、『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ)、『キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木』(TBS)と、出演ドラマが引きも切らない。

 また、10月31日からは主演ドラマ『先生を消す方程式。』が放送開始予定の上、ドラマ『らせんの迷宮~DNA科学捜査~』(テレビ東京)でも主演を務めることが発表されている(放送開始日は未定)。

 テレビに加え、映画にも引っ張りだこで、2020年だけでも『mellow』『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』『ヒノマルソウル ~舞台裏の英雄たち~』(公開延期が決定)に出演している。しかも『mellow』と『ヒノマルソウル』は主演作だ。

 驚くべきは、田中がこなす役柄の幅の広さだろう。『おっさんずラブ』で愛嬌たっぷりのポンコツダメ男を演じたかと思えば、放送中の『キワドい2人』では、直感派の破天荒刑事を演じ、『アンサング・シンデレラ』では、ツンデレ上司役で視聴者をときめかせる……。2018年に放送された『獣になれない私たち』(日本テレビ)などで披露したクズ男役にも定評があり、“器用さ”という点においては、トップクラスの安定感を誇る俳優と言っても過言ではないかもしれない。

 俳優にとって、ひとつの役柄が大当たりするのは、「そのキャラクターのイメージが常に付きまとう」というリスクもあることだ。しかし、田中の場合は、『おっさんずラブ』で大ブレイクした後も多彩な役柄を次々に演じている。

 田中本人にインタビューした経験のあるドラマ・映画ライターの小田慶子氏は、彼の強みを“演技力”と“人脈”の両面から分析する。

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