「海のLCC」格安クルーズに注目 上海・東京3泊4日で3万円~

NEWSポストセブン / 2013年1月6日 7時0分

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激安豪華客船「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」

 2012年はLCC(ローコスト・キャリア=格安航空会社)の就航が相次いだが、2013年は格安クルーズが日本の旅行シーンを席巻しそうだという。旅行ジャーナリストの村田和子氏が解説する。

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 2012年は国内LCCが相次いで運航を開始し、日本の空に旋風を巻き起こすなど、「国内LCC元年」と呼ぶにふさわしい1年だった。LCCを利用して短期間でも安く遠出する「安・遠・短」という新たな旅行スタイルの登場によって、旅の楽しみも客層も広がった。では、2013年はどのような旅のトレンドが予想されるだろうか。

 まず注目したいのが「海のLCC」(ローコスト・クルーズ)だ。

 2010年から世界最大規模のアメリカのクルーズ会社、ロイヤル・カリビアン・インターナショナルが所有する客船が日本で就航し、豪華なのに1泊1万円程度からという低価格クルーズの日本での火付け役となった。2013年は、同様の低価格を打ち出す新たなクルーズ旅行商品が満を持して日本に登場する。

 それが、アメリカのプリンセス・クルーズ社の客船「サン・プリンセス」(7万7000トン、乗客定員2022人)だ。2013年4月~7月までの間に、横浜及び神戸発の全9コース(9出発日)を運航する。

 日本では、国内の船を守るために、外国船が国内輸送をすることは禁止されている。外国船が日本をクルーズするには、必ずどこか海外の地点に寄らないといけない規則になっているのだ。このため、今回のサン・プリンセスも全9コースが日本発着だが、海外に寄港するスケジュールになっている。

 海外にも立ち寄ることができるのにリーズナブルな料金が人気を集めている。たとえば、横浜発着で韓国と台湾を巡る9泊10日のコースが12万4000円~と、1泊1万円台の低価格を実現。もちろん、乗船中の食事やショーなどのアトラクションなどもすべて込みの料金だ。特に人気の高い横浜発着の「北海道周遊とサハリン10日間」コース(13万4000円)は2012年10月の段階でカテゴリーによってはすでに売り切れており、キャンセル待ちの状態が続いている部屋もあるという。

 業界を牽引する前出のロイヤル・カリビアン・インターナショナルもゴールデンウィークの目玉商品として、2013年4月下旬、13万8000トンの豪華客船「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」(乗客定員3114人)を日本に就航させる。

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