おいでやすこが&見取り図 M-1優勝逃した2組もブレイク必至

NEWSポストセブン / 2020年12月27日 7時5分

それぞれが実力派ピン芸人(「M-1」公式サイトより)

 芸人のその後の人生を大きく変えてしまうと言っても過言ではない『M-1グランプリ』。今年は吉本興業所属のお笑いコンビ・マヂカルラブリーが優勝を果たしたが、最終決戦で惜しくも栄冠を逃したおいでやすこが、見取り図にも注目が集まっている。2021年は彼らにとっても飛躍の年となりそうだ。

 おいでやすこがは、「おいでやす小田」と「こがけん」という2人のピン芸人によって2019年に結成されたお笑いコンビ。それぞれピン芸人のためのコンクール『R-1ぐらんぷり』で決勝に進出した経験もある実力者だ。

『M-1グランプリ』の最終決戦では、こがけんが持ち前の歌唱力を駆使してバースデーソングをひたすら歌い続け、なかなか終わらない歌に小田がツッコミ続けるという破格の漫才を披露した。そんな2人の今後について、お笑い評論家のラリー遠田氏はこう期待を寄せる。

「おいでやすこがの2人は、もともとそれぞれが実力のあるピン芸人なので、バラエティ番組でも活躍が期待できると思います。こがけんさんの『映画好き』『料理が得意』『歌が上手い』といった要素は今後さまざまな企画で生かされるはずです。

 一方のおいでやす小田さんは、なんと言ってもその力強いツッコミが印象的です。先輩芸人にイジられたり、ドッキリに引っかけられたりすることで、その面白さがどんどん引き出されていくでしょう」(ラリー遠田氏)

 見取り図は、ツッコミの盛山晋太郎とボケのリリーからなるお笑いコンビで、2007年から活動を行なっている。2018年からは3年連続で『M-1グランプリ』の決勝に進出しており、やはり実力者と言ってよい存在だ。

 今年の最終決戦では、マヂカルラブリーとおいでやすこががコントのような芸風だったのに対し、唯一漫才らしい漫才を披露。地元をネタにしたいわゆる喧嘩漫才で会場を爆笑の渦に包み込んだ。ラリー遠田氏は、彼らが躍進するのは時間の問題だと語る。

「見取り図は、上位3組の中で唯一の正統派だったということもあり、その漫才の面白さは多くの人に伝わったはずです。彼らは大阪を拠点にして活動しており、漫才だけでなく、ロケやトークなど何でも器用にこなすことができます。ここ数年、大阪から出てきた千鳥やかまいたちなどが東京のテレビで活躍していますが、見取り図がそうなるのも時間の問題だと思います」(ラリー遠田氏)

 2021年はおいでやすこがと見取り図をテレビで目にする機会も増えるに違いない。『M-1グランプリ』はやはり芸人のその後を大きく変えてしまうようだ。

◆取材・文/細田成嗣(HEW)

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