在宅勤務で仕事と料理の往復に疲れた帰国子女妻 夫婦関係にも疑問符
NEWSポストセブン / 2021年1月23日 19時5分
?
11都道府県に緊急事態宣言が出されるなど、ステイホームを余儀なくされる生活が続いている。コロナによって「仲良くなった」と答える夫婦は「悪くなった」と答える夫婦の約3倍にのぼるというアンケート結果(明治安田生命)が出ている一方で、コロナ離婚やコロナ別居が話題になるなど、コロナによる生活の変化は、夫婦や家族の在り方にも影響を与えている。そんななか、都内在住の真理子さん(44)は、2度目の緊急事態宣言に頭を抱えている一人だ。その理由は「3度の食事」。コロナ禍における家族の食事問題を考える。
* * *
3度の食事に晩酌まで
42歳の真理子(まりこ)さんは、同い年の夫、正弘(まさひろ)さんと二人で、都内の閑静な住宅街に暮らしている。年明け早々から二人ともリモートワークに切り替え、買い物も極力通販を利用するなど、感染防止対策に余念がない。
緊急事態宣言を発令した政府は出勤者の「7割削」を要請しているが、職集や職場環境などによって、希望してもリモートワークができない人はいる。夫婦共にリモートワークができるのは「恵まれている」と自覚しつつも、真理子さんは憂鬱だった。
「食事が大変なんです。前の緊急事態宣言のときにとても疲れたので、また3度の食事を作るのかと思うと、正直、うんざりで……」
いま、平日の真理子さんのスケジュールはこんな感じだ。
7時に起床すると、コーヒーを淹れ、朝食を作る。ご飯とパンを交互に食べるのが真理子さん夫婦のルーティーンで、ご飯の日は味噌汁、漬物、焼き魚。パンの日はハムエッグやスクランブルエッグとフルーツを。朝はシンプルに、しかし決して抜かない。これは出勤していた頃からの変わらない日常風景だ。
9時になるとそれぞれの部屋に移動し、仕事を開始。12時になるとランチ休憩に入る。前日までに考えておいた昼食を作って、12時半から夫婦でランチ。パスタやうどんなどの麺類が多いという。食後のスイーツも欠かさない。後片付けの時間を含め、14時までを昼休憩にあてている。通勤時間がないぶん、ゆっくりできるのだ。
ランチが終わると仕事を再開し、15時すぎには休憩がてら紅茶や緑茶を淹れ、夫の部屋にも持っていく。リモート会議などが入らない限り、いったん17時には切り上げ、夕食の支度を開始して、18時から夕食。酒好きな真理子さん夫婦だが、どちらかでも仕事が残っている場合はアルコールはなしで食事だけとって、二人とも仕事を終えたあと、9時とか10時から、真理子さんお手製のつまみで晩酌をするのが最近の日課だ。
この記事に関連するニュース
-
【コロナ離婚】家事はすべて妻任せ、「外飲みで午前様」をやめない夫の呆れた“理屈”
週刊女性PRIME / 2021年2月21日 16時0分
-
「別居」がいつしか「日常」に? コロナ禍、頑なに帰宅を拒み続ける夫の本心は…
オールアバウト / 2021年2月18日 22時15分
-
コロナ禍における唯一の光明は「家族の時間が増えたこと」 食がもたらす“団らん”の意義
ORICON NEWS / 2021年2月18日 7時30分
-
スマホ、ミシンを顔面に投げつけ……「妻から夫へのDV」が急増する“修羅場のステイホーム現場”
文春オンライン / 2021年2月11日 11時0分
-
夕食難民を攻撃! 緊急事態宣言の時短要請で「自炊警察」が登場
NEWSポストセブン / 2021年2月1日 11時5分
ランキング
-
1冬のお悩み、どうしてる? セーターって何回着たら洗うべきなのか
オールアバウト / 2021年2月24日 19時45分
-
2ワークマン、1,900円の「ジョギング・ウォーキングシューズ」を発売
マイナビニュース / 2021年2月24日 15時9分
-
3舌や足首を切断…! 主演女優が自殺した封印AV映像『肉だるま』の恐怖
TOCANA / 2016年1月27日 7時30分
-
4見透かされてる…?実は「自信がない人」がやりがちな言動3選
オールアバウト / 2021年2月24日 22時5分
-
5いまや始動時の「暖機」は必要ナシ? アイドリング禁止続出で「暖機走行」を推奨するワケ
くるまのニュース / 2021年2月25日 7時10分