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意外に知らない「お受験」の今 コネなし、ひとり親でもチャンスはある

NEWSポストセブン / 2021年4月17日 7時5分

コロナ禍でもお受験人口は増えている

“お受験”と言われる小学校受験は、多くの家庭にとって「興味はあるけれど縁遠い世界」という感覚だろう。だが、コロナ禍にもかかわらず今年も小学校受験人口は増えているという。そこで、お受験の基本情報と最新動向について、安田教育研究所の安田理氏に解説してもらった。

 * * *
 私は毎年2月ないし3月に小学校受験の模試会場で保護者に講演している。当然私立小学校の校長、幼児教室の先生との交流も生まれる。そういう意味では、お受験の世界に多少関わっていると言える。だが、メインの仕事ではないので、この稿を書くにあたっては小学校受験新聞、富士チャイルドアカデミーなどにも協力を仰いだ。

出願者数ベスト10 人気はやはりエスカレーター校

 最新の中学入試なら2021年度入試であるが、小学校の場合は2020年度であり、ここからして違う。なぜなら小学校の入試は10月、11月に行われるからである。

 まず2020年度入試で出願者数が多かったベスト10を上げてみよう。

・慶應義塾幼稚舎(共学)
・慶應義塾横浜初等部(共学)
・早稲田実業初等部(共学)
・成蹊小学校(共学)
・洗足学園小学校(共学)
・桐朋学園小学校(共学)
・東洋英和女学院小学部(女子)
・西武学園文理小学校(共学)
・暁星小学校(男子)
・昭和女子大学附属昭和小学校(女子)

 洗足学園小学校のように中高は女子校でも小学校は共学というケースが多数あるのも小学校の特徴だ。晃華学園小学校、聖ドミニコ学園小学校、星美学園小学校、トキワ松学園小学校、鎌倉女子大学初等部、カリタス小学校、相模女子大学小学部、清泉小学校、捜真小学校などもそうである。

 ベスト10を見る限りは、慶應義塾2校、早稲田実業、成蹊、昭和女子大と大学まで続いているエスカレーター校の人気が高いことがわかる。

「中学受験小学校」の人気も高まっている

 一方、前年からの増加数では、品川翔英小学校、聖ドミニコ学園小学校、宝仙学園小学校、洗足学園小学校、カリタス小学校、横浜英和小学校、西武学園文理小学校など中学受験することが前提の教育が行われる学校が並ぶ。

 全員ないし多くが中学受験する姿勢の私立小学校の環境のほうが、子どもが受験に抵抗なく挑めるという考えである。実際、こうしたタイプの小学校は学習進度が速く、高学年後半までにカリキュラムを終え、入試問題に取り組んでいる小学校もある。

高学歴サラリーマン、晩婚の保護者が多い

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