自衛隊を国防軍にすることが平和の確保に繋がると軍事専門家

NEWSポストセブン / 2013年1月15日 16時0分

 憲法改正を掲げた自民党の安倍晋三政権が始動し、憲法改正について議論が盛り上がることが予想される。そこで自民党の憲法改正草案について軍事ジャーナリストの井上和彦氏の意見を紹介しよう。

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 国防軍への改称は「名前」が変わるだけのものではない。自衛隊という組織が、“迷彩服を着た警察官”から“軍人”に生まれ変わる。いびつな状態から、当たり前の状態に変わることを意味している。

 諸外国の軍隊は「やってはいけないこと」が規定されており、それ以外は何でもできる。しかし、自衛隊は、「できること」が規定されているだけで、それ以外はできないとされている。

 それゆえに、今、尖閣に中国の国家海洋局の航空機が領空侵犯してくる。空自が決して武器を使ってこないことを先方は分かっているから、自衛隊など怖くないのだ。

 だからこそ9条を改正し、自衛隊を国防軍に改めることで、「日本の国民と領土を守る」というメッセージを出す。これが結果的に日本の平和の確保につながる。自衛隊の「軍」への転換は、日本の安全保障のために進めるべきだ。

※週刊ポスト2013年1月25日号



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