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阿部寛『ドラゴン桜』の「リスニングでメモ取るな」テクは本当か 専門家の見解は

NEWSポストセブン / 2021年6月13日 7時5分

阿部寛

 ドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)が絶好調だ。初回視聴率14.8%でスタートを切ると、その後も高視聴率をキープ。春クールの首位を独走している。16年前の前作同様、阿部寛(56)演じる弁護士が、偏差値35の高校生たちを東大に合格させるべく奮闘する。生徒役のKing & Princeの高橋海人(22)や、元欅坂46の平手友梨奈(19)らの演技に注目が集まっているが、それとともに話題なのがドラマで紹介される受験テクニックの数々だ。

 第7話(6月6日放送)では、東大模試を受ける生徒たちの英語リスニング力を強化するためにゆりやんレトリィバァ(30)演じる特別講師を招聘。さらに阿部は「東大模試6箇条」を伝授する。

 中でも話題になったのが、「リスニング試験でメモを取るな」というもの。英文は次から次へと流れ出てくる回転寿司のようなもので、メモに気を取られるとかえって大事な要点を聞き逃す可能性が高くなるという理由だ。

 このテクニックに、SNSでは賛否両論が噴出。TOEIC満点だという人物からは「リスニングに関してはメモ取ったほうがいいと思うんだよな、、」と懐疑的な声も上がった。リスニング試験で本当に有利なのはどちらか。

『理想のリスニング: 「人間的モヤモヤ」を聞きとる英語の世界』の著書がある東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授の阿部公彦氏に話を聞いた。

「私も毎週『ドラゴン桜』を観ていますが、“メモを取るな”は的を射た指摘です。言葉の意味は単語だけで決まるのではなく、文の流れ、つまり文脈が大事です。また、メモをしている間に聞き逃す可能性も高くなる。メモを取ることにエネルギーを使うよりは、まずは聞きながら自分の頭の中で内容を整理することが肝要です」

 さらに阿部氏は、ドラマ『ドラゴン桜』がリスニング試験をクローズアップしたことも評価する。

「ドラマでは、東大の英語試験においてリスニングの配点が高いことを主張していましたが、リスニング力を鍛える利点はそれだけではありません。良質な英文ほど音で聞くと重要なポイントが耳に残るように構成されているので、音を通して英語に接することで読解力や英作文など英語能力全般の底上げにつながるのです。

 長文に取り組むときも、まずは先生に読み上げてもらうなどして、リスニングと読解をセットにするのが望ましい。その際は、文章のリズムを把握し話の流れに乗ることを意識すると、重要なポイントが耳に入ってきやすくなる。そうしたプロセスを通して単語や熟語を覚えるとぐっと英語の力がつくでしょう」

 具体的な受験ノウハウを紹介した第7回は、14.4%と初回に次ぐ高視聴率をマークした。今後も目からウロコのテクニックが飛び出すか。

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