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ブル中野、結婚で変わった人生観 悪役メイクで酷使した肌も転生

NEWSポストセブン / 2021年7月18日 16時5分

 クラブの握り方もわからない状況で、プロ研修生としてゴルフ場に入った。

「ブル中野であることを隠していたんですが、いつの間にかバレていて、一般の人まで練習を見にくるようになったんです。こっちは真剣に練習したいのに、『ブル中野』で定着したイメージのために、かっこ悪いところを見せられない。このまま日本にいては上達しないと思い、単身アメリカに渡りました」

 約9年、アメリカのアマチュアツアーなどに参加したが、プロテストには合格せず、40才で再び実家に戻った。

「プロレスラーを引退してからは、表舞台に出ないように生きてきました。次の生きがいを見つけるまで、世間にブル中野だと知られたくなかったんです。プロレス仲間とも一切連絡を取りませんでした。何もない自分では会いたくなくて……」

 あるとき、近くのムエタイジムの前を通り過ぎると、ガラス越しにリングが見えた。

「懐かしくて、運動不足解消を兼ねて通い始めました」

 そこで出会ったのが、所属のムエタイ選手だった青木大輔(38才)だ。

「彼の祝勝会で初めて一緒に飲んだのですが、ほかの人が倒れていく中、私と彼が最後まで楽しく飲み続け(笑い)、半年後に結婚しました」

 15才年下の彼との結婚が、彼女に変化をもたらした。

「最初はブル中野を隠してつきあっていましたが、彼に『仕事何してるの?』と聞かれ、『したことがない』と答えたんです。さすがに彼は、40才過ぎて仕事をしたことがないのはおかしいだろ、と思ったようで、ネットで調べられてバレました(笑い)。

 でも、彼から『これまでしてきたことはすごいことだから自慢してもいいのに、なんで隠す必要があるの?』と言われ、かたくなだった私も、徐々に考えが変わり始めたんです」

 それまでは服もメイクも意識的に目立たないようにしてきた。それが、次第に変化していった。

「彼は『こっちの方が明るくて似合うんじゃない?』などと言ってくれるタイプなので、次第に“私も、もっと若くきれいでいたい”と思うようになり、それまでまったく無頓着だったスキンケアにも気をつけるようになりました」

 その後、“美魔女ぶり”が話題となり、テレビへの出演機会も増えた。プロレス仲間との縁も復活し、現在は解説者としても活躍している。

「曲者ぞろいのプロレスの世界では、いかにトップになるかばかりを考えていました。でも、結婚によって大切な人が増え、相手の幸せを考えることができるようになりました」

 ハリを保つボトックス注射と14時間ファスティングで、若さもキープ。スキンケアは、特に保湿に気を使っている。

「現役時代はマジックでメイクしていましたからね(笑い)。開いた毛穴に青インクが沈着して、そのポツポツをたどれば、毎回同じ顔に仕上がりました。思えば私もずいぶん変わりました(笑い)」

取材・文/佐藤有栄

※女性セブン2021年7月29日・8月5日号

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