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「東大・京大」現役進学率が伸びた高校トップ20 合格者倍増の日比谷など公立躍進

NEWSポストセブン / 2021年8月22日 7時5分

現役合格率が高まっている東京大学(時事通信フォト)

 最難関の東京大学や京都大学に合格するのは狭き門だが、現役で合格するのはもっと大変だ。

 だが、推薦を含めて、ここ3年の東大現役合格率(現役合格者数÷全合格者数×100)は67.2%、67.9%、72.5%と上昇傾向で推移している。特に今年の現役合格率が7割超と高くなっている。

浪人生が減った東大・京大受験

 その一番の理由は浪人生の減少だ。今年度から大学入試改革が行われ、昨年の受験生は浪人しても入試が変わるためメリットが少ないと見て現役で進学した人が多かった。今年初めて実施された共通テストの浪人生の志願者数は、昨年のセンター試験と比べて約2割減だ。そのため、今年の国公立大2次試験の志願者数も減少した。

 東大の一般選抜の志願者数を見ても、浪人生は昨年の3339人から3042人に297人減。志願者に占める浪人生の割合も、昨年の35.4%から32.5%に下がっている。浪人生の減少によって、合格者に占める現役生の割合が上がった。

 一方、京大の一般選抜での全入学者に占める現役入学者の割合は、ここ3年60.3%、62.9%、64.7%と推移している。東大と同じく上昇傾向にあり、やはり浪人生が減っていることが理由だ。

現役合格しても東大に入学しない受験生も

 もちろん、現役合格が増えているため、現役進学者も増えている。大学通信は全国の高校・中等教育学校にアンケートを行い、2537校から回答を得た。その結果、東大に現役合格してそのまま入学した割合は99.9%だった。京大は99.5でどちらも非常に高い。

 私立大は併願のこともあって、合格しながら入学する割合は5割を切るのが普通だ。ただ、少数だが東大や京大でも入学しない受験生が毎年いるのには驚く。

 これは東大の場合は理科一類や二類に見られ、東大を蹴って私立大などの医学部に進学するケースがあるようだ。

 医学部志望者なら本来は理科三類を志望するが、共通テストの得点が思うように伸びなかったため志望変更するなど、理科三類以外を志望して合格したと見られる。中には、もともと医学部に進学を決めているが、東大は力試しという受験生もいるようだ。

東大・京大の現役進学率が伸びた高校

 では、学校別に東大+京大の現役進学率(〈東大+京大〉進学者数÷卒業生数×100)が昨年と比べて上がっている学校を見ていこう(別掲表参照)。

 トップは公立の日比谷(東京)だ。昨年の現役合格者の26人が53人に倍増し、現役進学率は17.2%。昨年より9.2ポイントも上がっている。昨年の東大合格者数は浪人を含めて40人内現役が25人で現役合格率は62.5%だったが、今年は63人合格で現役が48人と現役合格率が76.2%と大きくアップした。これによって現役進学率も高くなった。

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