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みのもんたが語る銀座「マンションをあげた話?当然のエチケットだよ」

NEWSポストセブン / 2021年9月7日 19時5分

銀座を愛するみのもんた

 松方弘樹が演じて映画にもなった銀座の“伝説の黒服”奥澤健二氏は、「銀座で自分のお金で飲んでいた芸能人は、みのさんくらい」と述懐する。コロナの影響でその姿を変えてしまった銀座で、数々の逸話を残してきたみのもんた(77)が、“夜の蝶”たちとの思い出と今の関わりについて語った。

 * * *
 銀座に行くと大体4~5軒は回るのよ。特に「麻衣子」に「グレ」に「ル・リアン」にはよく行ったなあ。新橋の電通通りを右に左に歩いて数寄屋橋までたどり着く。それでやっとお開きってパターンが多かった。

 神戸一郎の『銀座九丁目水の上』(1958年)がヒットしたけど、“銀座9丁目”という住所はなくて、銀座と新橋の間のあたりのこと。当時は川で、ヨットハーバーがあった。ネオンサインの間からヨットがチラチラと見えてそれは良い雰囲気でしたよ。

 渡哲也さんと初めてお会いしたのも銀座。僕がまだフリーになったばかりの頃、渡さんは錚々たるメンバーと飲んでいた。僕を見つけると他の人は座ったままなのに渡さんだけ立ち上がって、『一度お会いしたかったです。渡です』って。惚れちゃうよ。感激したよ。そこからはよく“アニキ!”って声かけて、合流して飲んだもんだよ。それに梅沢富美男さんや高田純次さん、古舘伊知郎君、このあたりがレギュラーだね。

92歳で死んだ「親父譲り」の遊び方

 芸能人で自分の金で飲んでたのは僕だけだって? そんなの当たり前じゃないの。一時、派手にお行儀悪く飲む人たちもいたけど、みんな消えちゃった。自分で汗水垂らして稼いだ金で飲む酒が一番美味しいし、支払いの時は“必ず帰って来るぞ”と願いを込める。そうやって飲む人だけが残る世界だと僕は思うね。

 ここ2年ほど、銀座には出ていない。コロナが収束するまで銀座への想いを抱きながら待ちます。その代わりと言ったらなんだけど、銀座のお店の子とお食事に行ったりすることはある。彼女たちは教養があって趣味や考え方が近い人が多いから話が合うんですよ。

 つい応援したくなるから、そりゃマンションだってプレゼントしたくなるよ。でも見栄張っただけ、そんなモテないからさ(笑)。相手も貴重なお時間を割いて尽くしてくれるんだから当然のエチケットです。こういう考えは92歳で死んだ親父の影響が大きい。親父は麻衣子(クラブ「麻衣子」のママ)の手を握ったら離さなかったからね(笑)。

 かつては良くできたホステスが自分のお店を持って成功して、そういう人を応援してきましたよ。超一流企業の会長さんがどの店の誰々の面倒を見てるとか、そういう心温まる話が色々ありましたよ。

 でも最近はそういう良い話より、若い連中が遊んで粗相しただの店が詐欺に合っただの暗いニュースが多くて寂しいよ。僕は収束したら必ず行くから、なんとか銀座は銀座としてあり続けてほしいね。

※週刊ポスト2021年9月17・24日号

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