新エコカーで新車の価格差回収は非現実的と女性FP指摘

NEWSポストセブン / 2013年1月29日 7時0分

 2012年12月期のブランド別新車乗用車販売台数ランキングによると、1位がアクア(トヨタ)、2位にプリウス(トヨタ)、3位ノート(日産)、4位フィット(ホンダ)、5位インプレッサ(スバル)とある。この順位を見ると、依然、コンパクトカーと呼ばれるブランドの人気が高いことが分かる。(社団法人日本自動車販売協会連合会調べ)

 販売台数トップ5にランクインしているアクア(トヨタ)、ノート(日産)、フィット(ホンダ)の3ブランドは、買い物や家族の送り迎えなど日常の足としての便利さや、駐車スペースがコンパクトであること、いずれもエコカー減税が適用されることなど共通点も多く、比較検討されることが多い。

 世界一の低燃費を誇るハイブリッド車のアクア グレードS(トヨタ)、フィットブランドの特徴である室内空間の広さが特徴的なフィット ハイブリッド ベースグレード(ホンダ)。そして、2013年RJCカーオブザイヤーを受賞し、国内自動車メーカーで初めて女性が開発責任者であることも話題になり、昨年8月にフルモデルチェンジして以来ガソリン登録車販売台数1位を続けているノートX DIG-S(日産)の3種類について、購入するとしたら、それぞれどんな違いがあるのか比較してみよう。

 3つのコンパクトカーの本体価格をみると、ノートが149万9,400円(税込み)、アクアが179万円(税込み)、フィットが159万円(税込み)と価格に大きな違いがある。ノートとアクアにいたっては、差額が29万600円と開いている。

 では、3車種の維持費用に違いはあるのか。

 一般的に、日本人の自動車平均走行距離は1万キロ/年と考えられているので、1万キロ走る場合、1年にガソリン代がいくらかかるのかを3車種で試算してみた。ガソリンの価格は148.8円/1L(2013年1月7日付 資源エネルギー庁調べ)としている。

【1年間にかかるガソリン代金】 
※148.8円/1Lで1万km走った場合
※燃費はJC08モード

●日産 ノート 燃費24km/L →6万2000円
●トヨタ アクア グレードS 燃費35.4km/L →4万2034円
●ホンダ フィット ハイブリッド 燃費26.4km/L →5万6364円

 比較するとアクアの燃費の良さが際立つが、この違いに惑わされてはいけないと、家計改善プログラム「家計ブートキャンプ」などを実践しているファイナンシャルプランナーの豊田眞弓さんは言う。

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