高須院長が原発問題にひと言「安全に扱うための技術が重要」

NEWSポストセブン / 2013年2月2日 7時0分

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原発問題について緊急提言した高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が、世の中のさまざまな話題に提言するシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は、福島第一原発の事故によって、日本における大きなテーマとなった「原発問題」について、院長の率直な意見を訊いた。

 昨年末の衆院選でも議論の的となった原発問題。民主党、日本未来の党(現・生活の党)などは「脱原発」「卒原発」を掲げていたものの、圧勝したのは原発新設に含みを持たせる自民党だった。とはいえ、原発に不安を抱く市民も少なくないのも事実…。いったいどんな原発政策がいいのだろうか? 高須院長が持論を展開する。

 * * *
──東日本大震災以降、原子力発電所の是非について、さまざまな議論が重ねられていますが、高須院長はどうお考えですか?

高須:難しい問題だよね。確かにリスクが高いのは間違いないけど、でも原発をしっかり制御できるようになるための努力が重要だと思う。せっかく原子力を人間が手に入れたのに、それをただ「危ない」ってだけで放棄しちゃったら、それは人間の進歩を止めることになりかねない。

──つまり、原発に関する技術革新をもっと進める必要があるということですね。

高須:そう。とはいっても、もちろん単純に原発推進というわけではないよ。福島第一原発も津波でやられたし、活断層の上に建っている原発も多いし、少なくとも日本国内の原発は決して安全な状況ではないと思う。それがわかっているのに、日本国内の原発を増やそうっていうのはさすがに違うよね。だから、専門家が「危険だ」って言っている限り、今の日本では原発を造るべきではない。

──では、どういう形で原発技術の開発を模索すればいいのでしょうか?

高須:可能なのかどうかはわからないけど、たとえば砂漠の真ん中に原発を造って、そこで技術開発をするとか、地震のリスクの少ない海外に建てるとか、そういう可能性を探るのも重要だと思うよ。世界を見渡せば、万が一のことが起きたとしても、被害を最小限に食い止められる場所がまだまだあるはず。そういう場所に、日本で培った原発のノウハウを持っていけばいい。

──でも、たとえば「日本で危険だといわれているものを、どうして海外に輸出するんだ」っていう意見なども出てくるとは思うのですが…。

高須:もちろん、日本と同じように、災害リスクの高い場所に原発を造るのはダメ。それはありえない。そうではなくて、日本よりも災害が起きる可能性が低くて、地盤もしっかりしている地域をしっかり選んで、そこに建てればいい。そういう場所に、日本の高い技術を持っていけるんだから、すごく良いことだと思うけどね。

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