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Go Toキャンペーン再開時には要注意 旅館や飲食店での「ぼったくり」事例

NEWSポストセブン / 2021年10月25日 16時5分

 筆者は何年も前に、全く同じような光景を目撃している。当時、客がとあるサイトに登録することで得られる「クーポン」を利用すれば、飲食店などで食事を割安で楽しめるサービスが林立していた。そのサービスが利用できるとうたった一部の飲食店が、やはり高額な「でっち上げメニュー」を提示し、客を騙していたのだ。例えば、クーポンを使うことで「5千円のものが3千円で食べられる」としていたが、5千円のものは最初から存在せず、元から存在した3千円のものを『割り引かれたお得なもの』として販売していたのだ。

 もちろん当時にしろ、Go Toを悪用する事業者が存在した昨年にしろ、そうした行為に手を染めるのはごく一部の人々だ。だが、コロナ禍の終息ムードに沸く昨今、彼らが再び同じような行為に手を染めようと準備している可能性は高い。嫌な言い方だが、いったん人を騙して金儲けをした人たちの多くは、似た内容の騙し方を繰り返して再び金を得ようとしがちだからだ。

 Go Toキャンペーンを計画的に悪用している事業者側の人たちに、客をもてなすこころなど皆無だろう。それどころか客の気持ちを踏み躙り、税金まで詐取しようという許されざる行為だが、証拠の保全が難しい状況と相手なので、客が彼らの悪意を立証することは極めて困難だ。結局、騙されて損害をかぶらされたと分かりながら、泣くしかないのは客だ。世情に流され、われ先にキャンペーンを利用したいという気持ちは理解できるが、冷静になることが、被害から免れる唯一の方法であることも改めて認識しておくべきだ。

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