【日本株週間見通し】トヨタ株の強さ見る限り外国人買い継続

NEWSポストセブン / 2013年2月10日 16時1分

 G20では「アベノミクス」を各国に説明する政府レベルの初の国際会合となり、日本は世界の注目を集めることになろう。「日本発の通貨安競争」も議論されるとみられ、麻生財務相の発言が注目される。海外の支持を得るようだと、ドル・円が3月末にも100円台乗せへの思惑が一段と現実味を帯びてきそうだ。

 一方、先週のニコン<7731>のストップ安や週末のソニー<6758>荒い値動きなどを受けて、やや神経質になりやすいだろう。資金が集中する分、逃げ足も速く、乱高下の動きが目立ち始めている。週末のオプションSQに絡んだ波乱展開で少なからず需給が悪化した面も警戒される。

 そのほか、スペイン、イタリアなど欧州には経済危機が再燃するリスクがある。G20や日米首脳会談などを見極めたいとする流れ、次期日銀総裁人事に向けた動きを見極めたいとのムードもあり、利食いが先行しやすいこう着感の強い相場展開となる可能性もある。

 とはいえ、トヨタの強さを見る限りでは海外勢による日本市場への資金流入は続くであろう。安倍政権がデフレ脱却に舵をきったことで、日本が世界経済の回復をけん引する位置付けとなるなか、利食いに対して強力な押し目買いの動きがみられそうである。

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