50歳までフリーランスで生き残る方法を51歳・石黒謙吾語る

NEWSポストセブン / 2013年2月9日 7時0分

写真

昨年末。51歳にして金髪に。豆柴センパイ、捨て猫だったコウハイと

これまで著書では映画化もされた『盲導犬クイールの一生』、プロデュース&編書では『ジワジワ来る○○』シリーズなどのヒット本を、18年で200冊近く作り続けてきた著述家・編集者の石黒謙吾さん。このたび、『7つの動詞で自分を動かす ~言い訳しない人生の思考法』(実業之日本社)を上梓しました。

同書は、石黒さんがこれまで仕事や人付き合いを通じて体得した「受動的な“名詞”ではなく、能動的な“動詞”で動いた方が仕事・人生はうまくいく!」をまとめたものです。たとえば、「気づき」よりも「気づく」、「つながり」よりも「結ぶ」といったところですね。記者は39歳のフリーランスですが、果たして石黒さんは51歳までいかにして「動詞」を使って仕事を獲得し続けられたのでしょうか。その秘訣を聞いてきました。

――なんとか39歳までは来れたのですが、この後の10年間、40代をどうやってフリーで乗り切ればいいのでしょうか……。これからが不安です。

石黒:端的にいうと、仕事を「作っていく」ということが大事ですね。「貰う」ばかりだと発注する側の年齢を追い越した場合に仕事がなくなっていくことがよくありますから。自分でそこまでに、大なり小なり著者性、余人に代え難いアウトプットを確立することが肝ですね。

著者性といっても、どメジャーな誰でも知ってる何かじゃなくてもいいんです。グルメでもスポーツでもなんでもいいのですが、なんらかの自分らしい突破口を作らないと、「たくさんいる誰か」になってしまう。と言っても、必ずしもスペシャルなジャンルを作ることだけではなく、押し出しの強さだったり、人柄の良さだったり、根性(笑)だったりもオリジナリティと言えます。

そして、決してガツガツと過分にやることはないにせよ、多少は自分自身の活動をアピールしていかないと、結局は仕事を貰う一方になりがちです。能動的にやってるところを見せることで、企画の持ち込みなんかも可能になる。よほどの才能があれば別ですが、僕みたいにごく平均的な人が受動的になったら負けですね。仕事の礎を作れる人なら、じわじわとでも上がれるもの。

――石黒さんのキャリアを教えてください。

石黒:32歳までは会社員ではありませんでしたが、大手版元でフリー記者、契約編集者として8年間、事実上編集部等に属している立場でした。そして、33歳からは所属せず、完全にフリーランスで書籍の仕事を始めました。それほどがっついて「オレはどうしても本を出したい!著者になるんだッ!」みたいな気持ちはまったくありませんでしたが、36歳で著書を出しました。

NEWSポストセブン

トピックスRSS

ランキング