勝ち組になるには「朝ご飯」 脳の体積アップとの調査結果

NEWSポストセブン / 2013年2月21日 16時0分

“食べた方がいい”とわかっているけど、ついつい「あと5分」と睡眠欲を優先してしまい、おろそかになりがちな朝ごはん。しかし受験や仕事に成功している人は、「毎日朝ごはん習慣」を持っているというデータが出ている。『脳トレ』など脳機能開発で著名な東北大学・川島隆太教授の行なった調査によると、高額所得や志望校合格といった、いわゆる勝ち組と朝ごはん習慣の関係性が明らかだという。

 35~44歳のビジネスマン500人にアンケートを実施し、朝ごはん習慣と年収を聞いてみたところ、毎日朝ごはんを摂っている割合は「1000万円以上」82.0%、「700~1000万円未満」81.0%、「500~700万円未満」78.0%、「300~500万円未満」74.0%と、高所得層ほど毎日朝ごはんを摂る習慣を持っている人が多い。また“勝ち組意識”として「第一志望の道に進んでいる」と感じている人の場合、毎日朝ごはんを摂っている人の割合は84.6%とかなり高めだ。

 そして受験シーズンのこの時期、受験生やその家族にとってより高い志望校への合格のためなら、何でも試してみたいところ。そこで第一志望合格率を見ると、朝ごはんを「毎日は摂らない」人の合格率42.3%に対して、「ほぼ毎日摂り続けている」人は50.0%。ここでも朝ごはん習慣の違いで、差がついているようだ。こうした「朝ごはん習慣」と「成功体験」との関係性や、より良い朝ごはんについて川島教授に聞いてみた。

「朝ごはんを食べるかどうかで、午前中のヤル気が2割くらい違います。成功体験や“自分は成功している”と感じることは、ヤル気によって左右されますから、毎日のヤル気の積み重ねによって大きな差が出てくる。脳の活性化という点において、朝ごはんを食べないと、1日が“マイナスからのスタート”になるんです。

 良い朝ごはんのポイントは、できるだけ多くの品数のおかずを食べること。目標数を決めてしまうと、それに達しないと朝ごはん自体をあきらめてしまう人もいるので、数を決めない――でも“1つでも多く”と意識することが大切です。

 とはいえ朝、たくさんのおかずの準備をしようと思うとハードルが高くなります。ここは発想を転換して、“夜のうちに、朝ごはんの用意をする”“時間のある時に、朝ごはん用のおかずを作り置きしておく”というのがオススメです。講演会等でこの朝ごはんの準備について話すと、『目からウロコです』という人が多いのですが、“朝が得意な人は、朝作る。朝が苦手な人は、別の時間を使えばいい”と単純に考えれば、いいと思いますよ」

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
NEWSポストセブン

トピックスRSS

ランキング