国立新美術館別館の入り口周辺には二・二六事件の弾痕が残る

NEWSポストセブン / 2013年2月26日 7時0分

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国立新美術館別館の入り口周辺には生々しい無数の弾痕が

 普段は見慣れないマンホール、壁、石碑……。古地図を手に東京の街をぶらり歩くと、意外なものが目にとまる。ここでは、赤坂・六本木エリアに遺る戦前の遺構を、写真とともに紹介しよう。

【二・二六事件の弾痕】
 国立新美術館の別館は、昭和3年に完成した歩兵第三連隊の兵舎の一部を残し、改良した建物。1階が展示室になっており、毎週木・金曜日に見学可。この歩兵第三連隊は二・二六事件で決起した主力部隊で、建物の入り口周辺には生々しい無数の弾痕が遺っている。

【勝海舟邸跡】
 勝海舟が36歳から45歳まで住んだ屋敷跡。文久2年、坂本竜馬が勝を刺殺すべくこの屋敷を訪れたが、逆に勝に世界情勢を説かれ門下生となった。

【志賀直哉邸跡】
 志賀直哉が14歳から29歳まで過ごした住居跡地。敷地は実業家の父・直温のおかげで1682坪と広大なものだった。ここで処女作『或る朝』や『網走まで』等の名作が誕生。

撮影■二石友希

※週刊ポスト2013年3月8日号

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