進学・進級での携帯デビュー 子供の自主性を育むきっかけに

NEWSポストセブン / 2013年3月7日 7時0分

 春は進学や進級など、子供にとって新たな世界が広がる季節。特に中学生や高校生は好奇心や求める情報の選択肢も増え、これまでの環境から外へ外へと興味が広がって行く。そうした中で「欲しい」あるいは「新しくしたい」と思う物のひとつが、携帯電話だろう。

 サーベイリサーチセンターの行なった「新中学生、新高校生のケータイ・スマートフォン実態調査」(全国で今春新中学生、新高校生になる子どもの親2000名対象)によると、半数を超える51.8%が「新規購入もしくは買換を検討している」と回答。携帯電話を持つ子供も増え、中高生ともなると“周りもみんな持っているから”といった要因も増えてくる。

 従来のフィーチャーフォンが通話やメールがメインだったことに比べ、スマホはインターネットやSNSなど、学習やコミュニケーションツールとして使える機能面が拡充。そうした影響もあってか、同調査でも全体の34.2%が「子どもにスマートフォンを持たせてもよい」と回答しており、新高校生の親では42.3%と半数に近い。また「子どもが欲しがっている携帯電話・スマートフォンの機種」「最も子どもに持たせたい携帯電話・スマートフォンの機種」は、共にiPhoneが人気となっている。そうした背景もあってか「子どもに持たせたいキャリア」1位はauとなった。

 その一方で「スマートフォンへの不安」といった点では、「電話料、通信料などがかかりすぎないか心配」64.2%、「ゲームなどでの課金があるサービスでの高額請求」61.9%、「インターネットやメール、ゲームアプリに夢中になり、勉強しない」57.5%、「暴力・性などの有害情報サイトへのアクセス」55.9%、「出会い系サイトなどでのトラブル」48.0%、「ネット上のいじめ被害」41.3%、「チェーンメールでのトラブル」40.6%、「掲示板のトラブル」40.1%など、主に料金や課金・ネットトラブルへの心配が上位を占める。

 しかしこうした心配や不安を理由に、“持たせない”といった選択をするよりも、親としては思春期の子供に自立や自覚を促す “教材”として、スマホを位置づけるというのも、ひとつの手だ。

 料金や課金が伴うサービスの使用はもちろん、利用時間などのルールを決める際に、親が一方的に約束事を押しつけるのではなく、子供が「守るべきルールを自ら決める」形になるように話し合う。そうしたプロセスの中で、新しい携帯電話で“何をするのか?”“どういった使い方が、適切な範囲なのか?”が見えてくると共に、契約すべきプランや適用すべきオプションのサービスなどが明確になるメリットも。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
NEWSポストセブン

トピックスRSS

ランキング