「街コン」仕掛人 「被災地で街コンやりたい」と計画明かす

NEWSポストセブン / 2013年3月24日 7時0分

「街コンを一時のブームという人もいますが、私は今や日本の文化になりつつあると思っています」

 そう語るのは、『街コンを仕掛けてみたらビジネスチャンスが見えてきた』(ワニブックス)の著者・吉弘和正さん(43才)。街コンを人気イベントへと成長させた“仕掛人”だ。全国初の街コン公式ポータルサイト「街コンジャパン」の運営をしながら、街コンの企画、コンサルティングなどを手掛けている。

 そもそも街コンとは、ひとつの街を舞台に参加者が複数の飲食店を食べ飲み歩きしながら行われる大規模合コンのこと。参加人数は、数百人から最近では2000人以上の規模のものも。

 著者が街コンを手掛けることになったのは、約20年前にアメリカの大学に留学した経験が深く関係している。

「私が通っていた大学に隣接する学生街には“パーティー通り”と呼ばれるところがあって、毎日どこかでパーティーが開催されていました。学生のパーティーから豪邸で開催されるホームパーティーまでさまざまなパーティーに参加しました。主催者のお客へのおもてなしが素晴らしく、本当に楽しかったです。主催者が、友達を紹介してくれたり、食べ物を持ってきてくれたりと、気遣いに感動しました」(吉弘さん・以下同)

 在学中、アメリカで仕入れた古着などを日本に輸出するビジネスを始め、ビジネスのイロハを学んだ。卒業後、現地や日本の企業での勤務、イギリス留学などを経て、37才で日本に再び帰国した。

「東京で生活し始めたのですが、知人が少なかったこともあり、交友関係を広げるために色々なパーティーに参加してみました」

 ところが、そのパーティーのクオリティーの低さにガッカリしたという。

「主催者は、人が集まると満足してしまい、ホスピタリティーの精神が感じられなかった。アメリカで経験したパーティーと違い、お客さんに楽しんでもらおうという気持ちがなかったのです」

 また、3対3などの少人数で開催される合コンも好きではなかった。一度に数人しか会えないため非常に効率が悪いのと、知り合いの紹介で合コンを定期的に開催していると、以前会った人に会ってしまうことも。

 それならと、自分がアメリカで経験したような楽しいパーティーを開催しようと、まずは15人位のホームパーティーを開催。やがては500人規模のものも仕切るように。しかし、参加者が増えたことで徐々に課題も見つかるように。

「ひとつの会場で開催される大規模のパーティーは、人数の多さに圧倒されてしまう人もいます」

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