高須院長「中国には虫が一匹もいなかった」と汚染深刻化指摘

NEWSポストセブン / 2013年4月6日 7時0分

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「中国には虫がいなかった」と汚染を指摘する高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が、世の中のさまざまな話題に提言していくシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は、日本への影響も懸念されている中国の大気汚染や食物汚染について語る。

 * * *
──日本の春というと花粉の季節ですが、今年はPM2.5や黄砂など、中国の大気汚染による影響にも注目が集まっていますね。

高須:過去の日本を見ても分かるけど、残念ながら大気汚染は繁栄の象徴みたいな部分もあるんだよ。本来は防ぐべきものだけど、高度経済成長期には公害はつきもの。今の中国はとにかく経済成長が第一だから、仕方ない部分があると思う。それに、日本にしても欧米にしてもコストが安いからという理由で、中国の工場を使うわけでしょ。でも、もし中国内での環境保全に対する意識が高まって規制が厳しくなったら、コストは高くなってしまう。そうなると日本や欧米も困る。単純に中国国内だけの問題ではないという側面もあるんだろうね。

──なるほど。ちなみに、院長は最近中国に行かれましたか?

高須:去年、瀋陽に行ったんだよ。ちょうど反日デモが起きる直前でね。帰るのがちょっと遅かったら巻き込まれていたかもしれなかった。

──去年の9月くらいですね。危なかったじゃないですか。

高須:いやあ、そういう意味ではぼくはツイてるんだよ。エジプトに観光に行ったときも、帰国したらすぐにジャスミン革命が起きたからね。あと、そのエジプト旅行で、熱気球にも乗る予定だったんだけど、直前でキャンセルになったんだよ。そしたら、その熱気球が死亡事故だもんね。高須クリニックには熱気球チームっていうのがあって、上空でトラブルが起きた場合にどうすればいいかっていう方法は教えてもらってたんだけどね。

──もしかしたら、もしかしていたかもしれない…ということですもんね。さて、話を戻しますが、中国の様子はどうでしたか。やはり空気は汚かったですか?

高須:瀋陽はそうでもなかったけど、その前に重慶に行ったときは、環境が破壊されてるなって感じた。だって、街なかに虫が一匹もいないんだよ。40年くらい前に中国に行ったときは、とにかくハエが多かったんだよ。おまんじゅうを持っていようものなら、ハエがたかって真っ黒になっちゃうくらいだった。なのに、今では夜の街灯に寄ってくる虫もいなければ、田んぼからカエルの鳴き声も聞こえてこない。大気汚染とか農薬の影響なんだろうね。

──虫も棲めないくらいの環境っていうことですよね。ゾッとします…。

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