ぐんまのやぼう作者「アプリ開発、そんなにうまい話はない」

NEWSポストセブン / 2013年5月1日 16時0分

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愛用の「ゲーム&ウオッチ」型名刺入れとぐんまグッズ

 アップルがApp Storeサービスを始めて以来、スマホアプリは個人でも一獲千金のチャンスをつかめる市場だと期待されてきた。「ぐんまのやぼう」を制作したRucKyGAMESのようにヒット作、話題作を連発するケースもある。RucKyGAMESの中の人こと本間和明さんに、アプリを開発しヒットメーカーになれば噂通りに収入が激増し「ヒャッハー!」な状態になるのか、無料アプリで仕事は成立するのかについて尋ねた。

* * *
――会社員としてのゲーム開発は、どのくらいの期間されていたんですか?

RucKyGAMES(以下R):5年と少し働いていました。ニンテンドーDSのゲームソフト開発会社です。いま結果的に有名になった「おさわり探偵なめこ」の本編ゲーム「おさわり探偵 小沢里奈」のDS版に関わっていました。

 辞めた頃は携帯ゲーム機の過渡期で、所属部署の業績が良くなかった。すると、iPhoneアプリをつくろうという話が会社で出た。そうなると、会社とどちらへ注力すればいいのか分からなくなるから、自分ひとりでやってみようと2010年4月に独立しました。

――個人でアプリ制作を始めたのは、どんなきっかけだったのでしょうか?

R:2008年から個人的にフラッシュのゲームを作っていました。その後、iPhoneアプリを個人でも出せるストアが出来るという話が聞こえてきたので、思いついた翌日にMacを買いました。完全にウインドウズの人だったので、最初は電源の入れ方すら分からなかったんですよ。

――アプリで一攫千金も可能と世間で言われましたが、実際にそうだったのですか?

R:やっぱり、そんなにうまい話はないなと思いました(笑)。iPhoneアプリは審査を通過しないとならないので、その手応えを確かめようと一番最初は無料で出したんです。2009年4月のことでした。そのダウンロード数が多かったので、続けて有料アプリを出したら全然売れなかった。無料と有料だと、ダウンロード数が100倍ぐらい違います。

 それでも、去年の春先にある個人開発者が『アプリでこれだけ稼いだぜ、ヒャッハー!』と羽振りのよさを公にしたことがありました。それからしばらく多くの個人開発者が参入してきて盛り上がったのに、自分はそのブームに乗れなかった(笑)。「ぐんまのやぼう」は、そのタイミングよりあとです。

――独立して個人開発者として仕事をするうえで、心がけたことはありますか。

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