エンドウ豆 どの成長過程で食べるかによって名前が変化する

NEWSポストセブン / 2013年5月16日 16時0分

 NHK『きょうの料理』『あさイチ』などでお馴染みの“ばぁば”こと料理研究家・鈴木登紀子さん(89才)が、5月に旬を迎える“青豆”について、お話してくださいます。

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 花も散り、若葉が目にまぶしい季節となりました。薫風香る皐月(5月)、エンドウ豆や空豆など、青豆が旬を迎えております。

 エンドウ豆とひと口に言いましても、どの成長の過程で食べるかによって、呼び名が変わります。豆が大きくなる前に若取りし、さやごと食べるのが「サヤエンドウ」。絹サヤエンドウやスナップエンドウなどがお仲間になります。

 豆は膨らんでいるものの、まだ青臭く柔らかいのは「グリーンピース」、完全に熟し、比較的しっかりした豆になってから収穫するのが「エンドウ豆」です。

 ばぁばも大好きな空豆は、じつはたいそう歴史のある青豆で、古代エジプトですでに主食となっていたそうです。さやが空に向かってつくため「空豆」の名がつきました。夏豆、天豆、野良豆などとも呼ばれます。

 食に旬がなくなったといわれる昨今ですが、空豆だけは、初夏のほんの短期間にしか味わえない、まさにお豆の至宝です。

※女性セブン2013年5月30日号

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