牛丼のつゆだく 築地発祥説、華原朋美でブーム…を吉野家解説

NEWSポストセブン / 2013年5月19日 7時0分

 激安戦争が続く牛丼3大チェーンでは、現在、並盛280円。安さに加えて、“早い”“うまい”というのが魅力だが、食べ方に自分なりの“こだわり”を持っている人も多いのでは? 代表的なのが“つゆだく”だ。
 
「つゆだくで!」そう注文するとだいたいの牛丼店では、具材のつゆを多めに入れて出してくれる。このときのつゆの量だが、実は明確に決められているという。松屋フーズ、すき家を展開するゼンショー、吉野家とも「量は決まっています」と回答。しかし、具体的な量については3社とも非公開だそうだ。

 そもそも、つゆだくというオーダーの方法は、いつから始まったものなのか? 

「時期ははっきりしていませんが、築地市場内にある本店では、時間のない中で食事をとらなければいけない魚河岸で働くお客様が多くいらっしゃっていました。中にはつゆを多めにしてほしいと希望するお客様もいらっしゃったようで、従業員同士のやりとりをスムーズにするため“つゆだく”というオーダー名を使うようになったといわれています」(吉野家の広報担当者)

 このオーダーがメジャーになった理由のひとつに歌手・華原朋美の存在がある。1990年代、音楽番組に出演した際、吉野家で牛丼をつゆだくで注文していると明かしたのだ。

「それを機に、若者の間でつゆだくがブームになったと聞いています。当社としてはもちろん、つゆの量もねぎの量もノーマルなものを自信を持っておすすめしていますが、お客様のニーズにお応えすることも大事だと思っていますので」(前出・広報担当者)

 つゆだく以外にも、吉野家には“特殊オーダー”は存在している。吉野家ファンの間では、以下のようなものが知られている。並盛ならすべて価格は280円だ。

・「つゆだく」(つゆ多め)
・「つゆだくだく」(さらにつゆ多め)
・「つゆぬき」(つゆ少なめ)
・「ねぎだく」(玉ねぎ多め)
・「ねぎぬき」(玉ねぎ少なめ)
・「かるいの」(肉の量はそのままでご飯のみ少なめ)
・「あたまの大盛」(ご飯の量は少なめで肉のみ大盛り)
・「あたまの特盛」(ご飯の量は少なめで肉のみ特盛り)

 ちなみに吉野家第一号店の築地店では、「つめしろ」(冷えたご飯の牛丼)や「とろだく」(脂身の多い肉の牛丼)といったちょっと珍しい“特殊オーダー”もあるようだが、こちらは築地店のみで常連限定。他の店舗ではやっていない。

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