アンジー切除手術で注目 遺伝子検査研究企業に問い合わせ多数

NEWSポストセブン / 2013年5月24日 7時0分

 彼女の母親は、10年間の闘病の末、56才の若さで亡くなっている。原因はがん。当時行われた記者会見で、母親の思い出話に涙ぐんだ彼女の姿からは、大きなショックが見て取れた。検査結果から手術を行った理由は、母親の死の影響が大きいと手記にも書いている。

 各病院・施設と提携し、日本で2000年からこの遺伝子検査を実施している企業「ファルコバイオシステムズ」バイオ事業推進部学術顧問兼部長で医師の権藤延久さんによれば、8人に1人が乳がんにかかるアメリカでは、年間12万人がこの検査を受けているという。検査は、血液を7ccほど採取して行う。かつて結果が出るまでに約1か月かかったが、現在は最短1週間での判定も可能だ。

「1996年ごろから行っているアメリカでは、これまでにも遺伝子検査を受け、同じような予防的手術をした女優さんは何人もいます。ただ、今回は世界で3本の指に入るくらい有名な女優さんですから、インパクトが大きいのでしょう。問い合わせがかなりきています」(権藤さん)

 アンジーが行った手術は、手記によればこうだ。2月2日、「ニップル・ディレイ」という、乳頭を残すための手術を行う。乳管が密集している乳頭を残すと、がん組織を残す可能性がある。その予防も兼ねた処置のようだ。

 2週間後、再度手術。乳房内の組織である乳腺を切除した。乳腺は乳房内の組織の主要部分であり、これを切除することは、皮膚を残して乳房そのものを取り去るということ。その後、一時的な詰め物を入れる手術を行った。それから9週間後の4月27日、詰め物を抜いてインプラントを入れる乳房再建手術を行い、計3回に及んだ手術を終えた。

※女性セブン2013年6月6日号

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