元民主党長老 外国で女遊びした議員に慰安婦を語る資格なし

NEWSポストセブン / 2013年6月19日 7時0分

 日本政治の現状を憂い、村上正邦氏(元自民)、矢野絢也氏(元公明)、平野貞夫氏(元民主)、筆坂秀世氏(元共産)という4人の“賢人”が集まった。長年の経験としがらみのない立場で、橋下徹・大阪市長の発言で話題になった従軍慰安婦などの問題について意見をぶつけ合った。

矢野:今の政治家は事なかれ主義者なんだ。(橋下徹・大阪市長のような)少々粗っぽいのが出たほうがいい。

平野:いずれにせよ、日本の指導者は慰安婦問題について慎重に発言しないとダメですよ。戦後でも企業慰安婦問題があります。東南アジアに進出した企業が現地の女性を慰安婦と同じようにしていた。だから戦争中の話だけではない。

村上:男と女がいる限り、戦争がある限り、これは古くて新しい問題ですよ。

平野:政治家は簡単にさわっちゃいけない話なんですよ。ひとつ暴露すると、私が政治家になる前に国会事務局で働いていた頃、国会対策は外国に連れて行って女を抱かせる仕事だった。朝食のときに「今晩は平野くんに金もたせて解放してやれ」というのが暗号の指令。誰を連れて行ったか、名前はいえませんが、政治家のなかには慰安婦問題を語る資格のない人が少なからずいますよ。

村上:私も国対やったけど、一回もそういうことはなかったな。しかし、話に聞いたことはある。Nとか、Wとか(一同爆笑)。自慢話を何度も聞かされた。

平野:乱暴なことやっているんですよ、日本の国会議員は! 語る資格なし。

筆坂:ただ、橋下は慰安婦問題が、実は対米問題であるということを明らかにはしましたね。安倍さんはそれがわかっていて、河野談話を修正しなかった。

村上:しないんだよ!

筆坂:米国は慰安婦問題に非常に敏感で、下院の本会議で非難決議を議決している。日本は北朝鮮と対峙している状況で韓国を怒らせ、米国から冷たい目で見られ、孤立に追い込まれかねない。

村上:橋下は維新じゃなく「新撰組」なんです。明治維新は幕府を打倒して新しい日本の夜明けを作ったが、橋下や石原もそれを目指しながら、やっていることは幕府たる自民党と同じ波長の浪人。しかももう内ゲバが始まってる。橋下はさしずめ芹沢鴨(※注)だな。

筆坂:殺されてしまうじゃない(笑い)。

【※注】幕末の水戸藩浪士。新撰組(壬生浪士組)の初代筆頭局長を務めたが、1863年9月に暗殺された。実行犯は土方歳三ら新撰組の同志だったといわれている。

【むらかみ・まさくに】1932年生まれ。1980年に参議院議員初当選。自民党国対委員長、労働大臣、参議院自民党幹事長、参議院議員会長を歴任した。

【やの・じゅんや】1932年生まれ。公明党立党に参加し、1967年に衆議院議員に初当選。公明党書記長、委員長、最高顧問を歴任。

【ふでさか・ひでよ】1948年生まれ。日本共産党入党後、1995年に参議院議員初当選。党中央委員会常任幹部会委員、書記長代行などを務めた。

【ひらの・さだお】1935年生まれ。衆議院事務局に務めた後、1992年に参議院議員初当選。自民党、新進党、自由党、民主党を渡り歩いた。

※週刊ポスト2013年6月28日号

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