芸歴15年超芸人3人が「臭っても愛されるおじさん論」を語る

NEWSポストセブン / 2013年6月22日 16時0分

マキタ:男って体裁があるから、自分が言いたいことをむき出しにすることがない。だけど唯一、この3人で話すときはジェンダーを超えた感じでやっている。そこが可愛らしく見えるのかもしれない。僕は最近、この3人は“三つ子のオカマ”だと言ってるんです。

タツオ:「相変わらずブスね」「何よ、この女」とぶつけあうオカマの会話みたいなもんです。

マキタ:だから、番組でしゃべるテーマを「論」と言っていることはトリックなんです。実際は論でも何でもなく、まとまっていない。一人ならそれなりにまとめて話せますよ。でも、この3人がそれぞれ好きに喋るから、論をまとめるより喋ることが優先になる。

PK:「論」と言いつつ本当は会話だから、違うよ!と自分も参加したくなる。

タツオ:放送を聞きながら、鹿島違う、マキタ違う、タツオ違う! てイライラしている人の方が多いかも。

マキタ: 3人で喋っているときの夢中な感じを“シズル感”と僕は呼んでいるんです。シズル感とは、CM業界でビールの泡や肉が焼けるときの脂の散り具合など美味しそうに見せることを言うんですけど、僕らが「論」に夢中になっているときの会話の力はそういう泡や汗のようなもの。

タツオ:だからそのシズル感を感じて、ラジオでも、後日のポッドキャストでもイベントでも僕らの仲間に入りたいな、と思ってもらえればいいですけどね。

マキタ:僕らは三者三様なんですよ。育ってきた環境も違い、各々の活動もしている。でも、結集した仲間のバディ感がすごくいいと思うんです。3人のおじさんが集まって、こんなにかしましいかと。こういうサンプルケースは、おじさんが可愛く見えるんだという一つの実験だったのかもしれません。

タツオ:面白いと思われているものの幅はもっとあってもいいでしょというメッセージを番組やイベントから受け取ってもらえるといいかなあ。オチに向かって無駄なく最短距離をいくものだけではなく、寄り道の面白さを感じてほしい。みんな美味しい料理を食べるけど、料理をつくっているプロセスを見る楽しみというものもある。

マキタ:見える広告代理店を実践しているしね。

タツオ:この番組はスポンサーがないので、イベントで売り上げを出して運営していくほかないんです。だからやっていることは小さい企業のようなもの。そのプロジェクトの進み具合もすべて明らかにしているんです。

マキタ:僕らはAKBをプロデュースする秋元康さんのようでもあり、当のアイドルでもある。でも、作り手としては秋元さんよりもずっと興奮しているかもしれない。

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