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もうすぐ8年目、広がり続ける「新しい地図」のエンターテインメント 音楽、舞台、映画、テレビ、CM、おせちのプロデュース…果敢なチャレンジの数々

NEWSポストセブン / 2024年9月21日 7時15分

 ごめんなさい、昔話が長くなりすぎましたね。広がり続ける「新しい地図」の新しい話をいたしましょう。

 まずは8月22日、吾郎チャンがソロで5年8か月ぶりに新曲『SEASONS』を、慎吾チャンと剛クンがSingTuyo名義で6年3か月ぶりとなる新曲『眩しい未来』を同時配信したことです。

「新しい地図」がスタートしてから精力的に舞台や映画に出演していた彼らですが、ファンはやっぱり歌やダンスを見てみたいんですよね。今春、東京、北海道、福岡、大阪の4都市で、マスクを外して行われた『NAKAMA to MEETING Vol.3』にて2曲が披露された際は大いに盛り上がりました。

 さらに、剛クン主演の映画『碁盤斬り』や慎吾チャンの主演舞台『テラヤマキャバレー』、吾郎チャンが出演したドラマ『燕は戻ってこない』(NHK)などを拝見するにつけ、3人とスタッフの皆さんは表現者として常に「新しい地図」を広げ、果敢にチャレンジしていることがわかります。

 そして生み出されるエンターテインメントには随所に抜群のセンスがちりばめられているのです。

『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)のシニカルな笑いを思い出させる『ワルイコあつまれ』(NHK Eテレ)や、『趣味の園芸』(同)のシリーズ「稲垣吾郎 グリーンサムへの12か月」を最初に拝見したときは息をのみましたし、近年のテレビCMの新作ラッシュには目を見張るものがあります。CMと言えば、剛クンが「ジャパネットたかた」のテレビショッピング内で『碁盤斬り』のPRをしたのは実に画期的で、心からスタッフさんに拍手を送らせてもらいました。

 SMAP時代から継続して、パラスポーツの普及と支援に貢献し続けている姿にも敬意を表します。

 慎吾チャンが出演し、剛クンがナレーターを務めた『24時間テレビ47 愛は地球を救うのか?』(日本テレビ系)のスペシャルドラマ『欽ちゃんのスミちゃん〜萩本欽一を愛した女性〜』も高視聴率を獲得。

 そうそう、吾郎チャンがプロデュースする『BISTRO J_O』のおせちの中身も発表されましたよね。そろそろ舞台『No.9 -不滅の旋律-』も見たいですよね。

 2018年2月、吾郎チャンと慎吾チャンが白シャツに大きな翼をつけ、青空に向かって「生きてるっ!」と叫んだ『サントリーオールフリー』のテレビCMと重なる3人のいま。

 果たして9月8日付「朝日新聞」での3人のリレー連載「地図を広げて」は慎吾チャンの担当回で、「眩しい未来 7年があったから」という見出しでこの7年を振り返る内容でした。《あのころの僕ら3人はきっと、おびえた顔をしていたと思う》という一文にあらためて胸が締め付けられたのと同時に、もう二度とそんな顔はさせないと心に誓いました。

 8年目を迎える「新しい地図」をこれからも絶賛応援していきます!

構成/山田美保子
『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!+』(メ〜テレ)、『1周回って知らない話』(日本テレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。

※女性セブン2024年9月26日・10月3日号

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