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「史上最年少総理」を狙う小泉進次郎氏が提唱した改革案 「解雇規制見直し」より怖い「年金大改悪」、80歳受給開始なら生涯受給額は激減

NEWSポストセブン / 2024年9月21日 16時13分

 進次郎氏は安倍政権時代の2016年に党内で「2020年以降の経済財政構想小委員会」(通称「小泉小委員会」)を立ち上げて年金など社会保障改革案をまとめたが、2017年には「年金を必要としない富裕層に年金返上を求めて子育て財源に充てる制度を考えている」(2017年8月25日付、朝日新聞)と発言している。小泉小委員会の報告書には、〈年金受給開始年齢はより柔軟に選択できるようにする。年金保険料はいつまでも納付できるようにする〉と盛り込んでいる。働き続ける限り、年金保険料を払わせる制度を想定していることがわかる。

 そして総裁選の出馬会見ではさらに、「年収の壁を撤廃。働いている方には原則厚生年金が適用されるように制度を見直す」とぶち上げた。低収入のパートなど第3号被保険者や非正規社員からも厚生年金保険料を取るという。国民からすればまさに「年金大改悪」だ。

(後編に続く)

※週刊ポスト2024年10月4日号

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