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《“紀州のドンファン”公判》元妻・須藤早貴被告が「消したかった」過去のセクシービデオ出演経歴「会社従業員に知られて…」“著作権 買い取り”の検索履歴

NEWSポストセブン / 2024年9月23日 11時15分

殺人と覚醒剤取締法違反の罪に問われた須藤早貴被告の高校時代

 2018年5月、和歌山県田辺市に住む資産家で、『紀州のドン・ファン』と呼ばれていた野崎幸助さん(当時77)が自宅で亡くなった事件。殺人罪に問われている元妻・須藤早貴被告(28)の裁判員裁判が、9月12日から和歌山地裁(福島恵子裁判長)で開かれた。

 野崎さんの死因は急性覚醒剤中毒。覚醒剤を経口摂取した可能性が高いとみられているが、本人の使用歴や入手した形跡は確認されていない。須藤被告は「私は社長を殺してません。覚醒剤を飲ませたこともないです」と否認し、無罪を主張した。司法担当記者が解説する。

「公判では、野崎さんと須藤被告が知り合った過程や、被告が『老人 完全犯罪』『覚醒剤 死亡』といったワードでネット検索していたことなども明らかにされました。また、須藤被告と野崎さんは2018年2月8日に結婚したものの、翌月には野崎さんが離婚届を作成し、須藤被告に送付していたこともわかっています」

 公判では2014年に札幌市内の高校を卒業した須藤被告が、2016年に同市内の美容専門学校を卒業後、上京し、風俗店勤務やセクシー動画出演などで生計を立てていたことも紹介された。さらに、須藤被告は野崎さんが亡くなる直前──2018年5月初め頃に自身の出演歴をアプリコ従業員に知られ、その後、家政婦にも知られていたという。

 そもそも、須藤被告はどういった経緯でAVに出演したのか。

 須藤被告は2016年11月から複数のいわゆる高級デートクラブに所属し、また遅くとも同年12月からは無店舗型性風俗──いわゆるデリヘルで接客をするようになっていた。その後デリヘルでの接客中、セクシー動画業界関係者の利用客に「(AVに)出ればまとまった収入が受け取れる」などと説明を受けたという。

 2017年4月、須藤被告はセクシー女優としてプロダクションに登録するための面接を受け、その2日後にはプロダクションとマネジメント契約を締結。合計4本の動画に出演し、出演料は同年9月15日に20万6517円、10月13日に17万9580円が被告の口座に振り込まれた。

「AV 著作権 買い取り」で検索

 しかし、須藤被告はそうした動画出演の過去を消し去ろうとしていたようだ。前出の司法担当記者が語る。

「須藤被告のGoogleアカウントに記録された検索履歴から、2018年5月に野崎さんが亡くなった後、6月2日に『野崎幸助 覚醒剤』、『死んだ人のものを売る 相続前』といった組み合わせのほか、『野崎幸助 AV』でも調べていたことがわかっています。

 6月6日には『覚醒剤 ネット販売』や『遺産相続までの期間』などを調べつつ、『AV 著作権 買い取り』という検索結果があった。被告は動画出演歴があったことを気にして、事件後もそれを隠そうとしていた形跡がうかがえる」

 須藤被告への被告人質問が予定されているのは11月。証言台の前で彼女は何を語るのだろうか。

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