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《まさかの初戦敗退》TKO木下隆行が語る「キングオブコント」の敗因 審査員から「お前らこのネタでええんか?」と突きつけられた 52歳で芽生えた“初めての思い”

NEWSポストセブン / 2024年9月24日 7時15分

 いま、審査員の気持ちもわかる気がします。『不祥事を起こしたTKOが11年ぶりに出場しにきた。どんなネタ持ってくるんやろ』って気持ちで見るわけです。たしかにパッと見、会場はウケてる。『まあ面白いよ。でも、お前らがキングオブコントでやるネタは、本当にそれでええんか?』って突きつけられた結果だと思ってます。もし、同じようなゾンビネタでウケてる若手がおったらそっちを通す。僕ならそうします」

 敗退の結果から約3週間。悩みに悩んだという木下は、「もちろん不祥事を起こさないことがいちばんいい。家族、友人、仕事仲間、関係者に迷惑をかけないのは人として大切なこと」と前置きした上で、こう口にする。

「52歳でこんな悔しい、情けない思いができて、良かったなっていう。言い方したらすごい語弊あるんですけど、同期でこんな思いをしているのは僕らくらいじゃないかと(苦笑)。“こういう人生なんだ”っていう、 自分の中で落としどころ見つけました」

 来年以降のキングオブコントにはどう向き合うのか。
「自分たちの“味”が出せるTKOらしいネタを、この1年で作ることができたらもう1回チャレンジしようって考え方に変えました。キングオブコントのことしか頭になくて、やっぱりちょっと自分らしさを失ってしまってたんやなっていう。

 面白いのは当たり前。プラスでTKOらしさをいかに出せるか。応援してくださるみんなと共に作っていけたら、きっと面白いネタが作れると思ってます。なので、いまはこれからの1年がめちゃくちゃ楽しみです」

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