第2のLINEを目指すSNSの熾烈な戦い 生き残りのカギは女心

NEWSポストセブン / 2013年7月19日 7時0分

 世界のスマートフォンアプリの分析やデータ収集を行う米国のサービスAppAnnieは、定期的にアプリのダウンロード数を公表している。日本でのランキングも公表しているが、5月のトップ10をみると非ゲームランキングでの日本製品はAndroidアプリのダウンロード数6位にランクインしているLINE(ライン)だけだ。他はフェイスブックのInstgramやグーグル社のGmailなど米国企業が大半を占めている。

 2011年6月にiPhone/Andoroidアプリと携帯電話で正式リリースされたLINEは、キャリアを超えてコミュニケーションできるメッセージお届けアプリという位置づけだった。携帯電話からスマホに機種変更したらキャリアメールが使いづらくなったため、急激に増加し始めたスマホユーザ向けに、似たような機能を持つアプリはすでにいくつかリリースされていた。ところが、LINEは予想外の勢いでユーザー数を増やしていった。

 LINEは昨年の正式リリース時に「年内100万ユーザー達成を目指します」と控えめな目標をたてていたのが3か月で累計100万ダウンロード、そして6か月で1000万ダウンロードを達成した。2013年4月末で登録ユーザー数は1億5000万人を突破し、現在の日本の人口よりも多くの人が、世界でLINEを利用するまでに成長した。

 メッセンジャーアプリなら、2009年にスマホ版がリリースされた無料通話で知られるSkype(スカイプ)にもある機能だ。Facebook(フェイスブック)にもメッセンジャー機能がある。なぜLINEなのか。お風呂に入るときも完全防水できるからと食品保存用のジップロックに入れてスマホを利用している20代女子に聞いてみた。

「だって、カワイくないから。LINEはスタンプを送れるでしょう。メッセージが文字だけとかあり得ない。携帯電話のメールだと、絵文字やデコメは相手が別のキャリアだと違う絵になったり、ちゃんと見えなかった。でもLINEのスタンプは同じように見えるから、ちゃんと伝わっている気がする」

 LINEオリジナルのキャラクター、熊のブラウン、ウサギのコニー、丸顔のムーンらの表情豊かなイラストのスタンプが「カワイイ」そうだ。そして、スタンプだけを送っても、そのときの気分が伝えられるのが楽しいという。スタンプや絵文字を使用できるメッセンジャーは他にもあるが、LINEならほとんどの友だちがインストールしているから利用する回数が多くなるそうだ。

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