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【「空気読め」「一般的にはこうだよ」が無意識にあなたを縛る】7つの昭和的な呪いに気づき自分らしさを取り戻す方法

NEWSポストセブン / 2024年11月30日 19時15分

○類似する呪いのフレーズ
「そういうルールなんだよ」
「(そんな一般的なことも知らないの?)常識知らずだね」
「(多くの人はそうしてるんだから)あなたも〜すべき」

「仕事とはそういうもの」

 「古い体質の会社で働いていると、先輩から一度は『昔はもっと大変だった』『それが常識』と言われたことがあるのではないでしょうか。

 こんな経験、ありませんか? 効率重視でサクッと作った企画書が、上司の伝統的やり方に阻まれて、結局やり直し。婚活中のお客様から、そんな嘆きを聞いたことがあります。
 
 その方はIT企業から伝統的な会社に転職された経歴の持ち主。最新技術を駆使して、分かりやすくインパクトのある資料を作ったのに、上司から『企画書はそうじゃない!うちは従来通りのやり方があるから』と言われ、結局、文字がびっしりの昭和スタイルな企画書を作り直す羽目になったのだとか。


 
 効率重視が通じない世界では、どうやら手間暇かけることが“仕事の本質”らしいです。彼女は『せっかく効率的に作ったのに』と嘆いていました。『仕事とはそういうもの』の壁はなかなか手強いですね……」

○類似する呪いのフレーズ
「長年こうしてきた」
「それが常識」

 日常的に何気なく使用しているフレーズに対し、改めてその意味を文字として捉え、深く考えると、その中に“昭和的な呪い”的アンコンシャス・バイアスが含まれていることに、はっとされた方も少なくないのではないだろうか。このプロセスを通じて、これらの偏見に対する免疫力を少しでも高める契機となれば…というのが著者の狙いである。

 次回は、七つの“昭和な呪い”呪い」の中から、特に日本社会において昨今、物議が醸されがちなトピックに深く関わる「ジェンダーの呪い」に焦点を当て、その影響と解決へのアプローチについて考察する。【第3回に続く】

【プロフィール】
松尾 知枝(まつおちえ)/婚活コンサルタント、株式会社インプレシャス 代表取締。10歳から8年間、児童養護施設で暮らす。つらい幼少期を経て、 自身で考案したメンタルエクササイズにより呪いを解き、目標達成する面白さに目覚める。新卒で日本航空に入社。CAとして国内線、国際線に乗務。2011年より自身の経験と心理学をベースにした婚活支援を行う。自己肯定感を高め、心から望むライフデザインを描きたい女性から 大きな支持を受ける。情報番組出演や東京都の婚活支援事業、ゼクシィ縁結びのコラムに監修として携わるなど、活躍の場を広げている。著書に『3ヶ月でベストパートナーと結婚する方法』(かんき出版)、『3年以内に成功する男、消える男』(フォレスト出版)、『1日5分で夢が叶う 日記の魔法』(中経出版)、『あなたの生きづらさ”昭和な呪い”のせいでした』(小学館)。

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