キリスト教と仏教一部宗派 ペットと人間が同じ墓に入れない

NEWSポストセブン / 2013年8月22日 7時0分

 西川文二氏は、1957年生まれ。主宰するCan! Do! Pet Dog Schoolで科学的な理論に基づく犬のしつけを指導している。その西川氏が、ご先祖様と同様に、ペットも自分のお墓に入れられるかについて解説する。

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 先週お盆も近いからか、こんな相談を受けた。「亡くなったら犬の骨を自分のお墓に入れたい。知り合いに相談したら、それでは犬が成仏できない、っていわれた。やっぱりダメですか?」ってね。

 気持ちはわかる。1万年以上前から、人間と犬は一緒に埋葬されてた。コレ、イスラエルあたりの化石で確認されてる。日本でも縄文時代の貝塚で、人間と犬の骨が同じ場所から発見されてる。ましてや現代、犬は我が子同然。亡き後も一緒にって想いが昔以上に強いってのも、想像に難くない。

 とはいえですね、キリスト教だと、そもそも天国に行けるってのは人間だけ。一緒の墓に犬の骨は入れられない。仏教でも宗派によっては、犬と人間はあの世で居場所が違うってんで、同じ墓に骨をおさめることを禁じてる。

 でもご安心を。宗教、宗派を問わない霊園には、ペットと一緒に納骨できることを売りにしてる、ってな所もある。すなわち、キリスト教徒ではない、冠婚葬祭以外なんら宗教とのかかわりはない、墓地はこれから用意する、ってことであれば、犬と一緒の納骨はなんら問題ない。かようにお答えしたら、当の質問者は骨を、いや胸をなでおろしておりましたです。

※週刊ポスト2013年8月30日号

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