冷蔵庫に入りバイト先を閉店に追い込んだ学生 人生に悩み中

NEWSポストセブン / 2013年8月29日 16時0分

 最近相次ぐツイッターでの“悪ふざけ暴露”騒動のなかで、最も衝撃的だったのは、東京・足立区のステーキハウス『ブロンコビリー』での一件だろう。店側は、悪ふざけをした元アルバイト従業員に損害賠償請求を検討中。その額は、「最高で2000万円程度の請求が可能ではないか」(民事裁判に詳しい弁護士)という。

 問題のアルバイト従業員・Aくんはバイト中の8月5日22時53分、ツイッターで<バイトなう 残り10分>と、つぶやいた。そして、そこにはキッチンの大型冷凍庫に入りこみ、顔だけ外に出しているAくんの写真も添えられていた。

 今年8月はすでに悪ふざけ投稿が社会問題となっていたため、Aくんのツイッターはすぐに炎上し、プロフィール情報や過去のつぶやきからAくんの素性とバイト先がすぐに特定された。そして、Aくんの投稿した写真は、

<【拡散希望】!ブロンコビリーでバイトしている●●専門学校保育科の●●君がお店の冷蔵庫に入って遊んでるよ!!最近あれだけニュースで騒がれてるのに学習能力ゼロだね!!こんな奴に保育されたくないよね!!>

 という文面とともに、瞬く間にネット上に広まった。Aくんが投稿してからわずか1時間足らずの出来事だ。

 自分がその騒動の中心になっていることに気づいたAくんは、ここで致命的な失敗を重ねた。

<いちいち面白がってうぜーな。しらねぇーやつが面白がって拡散とかいってリツイートしてんじゃねーよ。しらねぇーやつなのにいちいちだりーんだよ>

 これが一層、拡散と炎上を加速させる。翌6日の早朝には、ネットを飛び越えて、実際のバイト先の本社に苦情が殺到した。

「お客様から『アルバイト店員が冷凍庫の中に入っている』という写真がネット上でアップされているというご指摘をいただきました」(ブロンコビリー・広報担当者)

 運営会社はAくんに事実確認をすると、すぐさま店舗の休業とAくんの解雇を発表。その日の全国紙の夕刊には、すでにこの記事が掲載された。同店は、冷凍庫の消毒作業をして、翌7日に再開する予定だったが、前出したAくんの火に油を注いだ発言によって、炎上の勢いは止まらず、店側に批判の声が相次いだ。

「会社としてどんな指導をしているのか」
「解雇だけでは生ぬるい。もっとAくんに厳しい処分をしろ」

 こういった声を受けて12日、同店の閉店が決まった。その結果、Aくん以外の同店のアルバイト22人も職を失うことになった。はたしてそこまでやる必要があったのか。閉店の理由を、前出の広報担当者がこう説明する。

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