接着剤長持ちのコツは冷蔵庫保管 ストッキングは火傷に注意

NEWSポストセブン / 2013年9月4日 7時0分

 創立90周年を迎える日本を代表する接着剤メーカー『セメダイン株式会社』。さまざまなユーザーの声を聞くため、セメダイン社に設置されているのが「接着相談センター」だ。接着剤にまつわるお役立ち豆知識を紹介しよう。

●長持ちのコツは冷蔵庫で保管

 家庭用の代表的製品、瞬間接着剤は一度開封してしまうと、どんどん固まってしまう。ここは食品と同じで“開封後はお早めに”が原則だ。
 
「開封後に長持ちさせるには、ノズルについた接着剤を拭き取り、キャップをきちんと閉めて冷蔵庫で保管することです。次に使う時は室温に戻してから開封してください。ただし、食品や目薬と間違える可能性がある場合はお勧めしません」(接着相談センター課長・堀江康信氏)

●指がくっついてしまったらぬるま湯で揉め

 初代相談センター長で “接着剤博士”の異名を持つ社歴45年・木村修司氏によると、指と指が接着剤でくっついてしまうのは、指紋の溝が投錨効果を高め、かつ、皮膚が弱アルカリ性のうえ水分に富む環境にあるために、接着効果が極めて発揮されやすい状態になってしまうからだ。だが、慌てて引き剥がせば負傷する。そんな時の対応策を教えてもらった。
 
「多くの接着剤を剥がすのには水が有効です。水、できればぬるま湯の中に指を浸してゆっくり揉んでください。徐々に剥がれていきます」

 髪についた場合も剥がすのはかなり厄介。事故が起こらぬよう、接着剤を扱う時には帽子をかぶるか髪を束ねておくのが賢明だ。

●ストッキングに瞬間接着剤で大やけど?

 瞬間接着剤が皮膚や衣服についた場合は、火傷の危険性があるため、迅速かつ適切な対応が必要になってくる。
 
「まとまった量の瞬間接着剤がナイロンストッキングに付着すると、化学反応が促進され瞬間的に高熱を発します。1グラムくらいで火傷のリスクが生じ、3グラムともなれば危険ですので、取り扱いには十分に気をつけてください」(木村氏)

 高熱で火傷してしまったときは、すぐに氷や冷水などで冷やし、病院へ駆け込むべきだ。

※週刊ポスト2013年9月13日号

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