毛沢東主席の唯一の孫、毛新宇氏は中国初の人工授精児だった

NEWSポストセブン / 2013年9月13日 7時0分

 毛沢東主席の唯一の孫、毛新宇氏(1970年生まれ、人民解放軍少将)が人工授精で誕生したことが中国の月刊誌『炎黄春秋』最新号(9月号)によって初めて明かされた。孫の誕生を待ち望む毛主席の心情をおもんばかった周恩来首相が発案したもので、当時の中国の医療界では最高水準の中国人民解放軍の付属病院「301病院」で特別チームを編成。緻密な計画を立て実行したことが、毛新宇氏の誕生につながった。

 しかし、当時76歳だった毛主席は孫の誕生の知らせを受けて、「ああ、世界で、ものを食べる口が一つ増えた」とだけ述べて、喜びを露わにしなかったという。

 この毛新宇氏の誕生秘話は当時の黄永勝・軍総参謀長の息子の黄春光氏が書いたもので、黄永勝氏は毎日、病院から毛主席の二男、毛岸青氏と妻の邵華さんの体温や血圧などのデータを報告させていたという。黄永勝氏は人工授精について、日記に克明に記録しており、これをもとに黄春光氏が記事を書き、同誌に寄稿した。

 それによると、産婦人科、泌尿器科、神経科、内科の医師による特別チームが作られ、主に邵華さんの体調を詳しく調べ、妊娠しやすい日を特定。一回目の人工授精は失敗したが、2回目で成功したという。

 毛新宇氏は中国で生を受けた初の人口受精児だが、本人にこの事実が知らされることはなかった。

 同時に、孫の誕生に関する毛主席の冷淡ともいえる反応もこれまで明かされることはなかった。とはいえ、毛新宇氏誕生の際に発した毛主席の言葉については諸説あり、「口が一つ増えた」との発言について疑問視する声もあるのは事実だ。

 いずれにせよ、同誌の記事によって、毛新宇氏自身が「人口受精児」だったことを知ることになるのは間違いない。

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