睡眠不足が2日続くと食欲増進ホルモンが増え太りやすい体に

NEWSポストセブン / 2013年11月11日 16時1分

「睡眠は体の免疫細胞とも深く関係しているため、質のいい眠りを得ることは、体の免疫力アップにもつながります」

 と日本睡眠学会認定専門医である梶村尚史さん。

 近年の研究では、睡眠不足は免疫や遺伝子にマイナスの影響を与え、心臓疾患や認知障害、肥満までひき起こす可能性があることが確認されている。たとえば7~9時間睡眠の人に比べ、6時間睡眠では23%、5時間睡眠では50%、4時間睡眠では73%も肥満になるリスクがアップ。

「睡眠不足(4時間ほどの睡眠)を2日以上続けると、食欲を抑えるホルモン(レプチン)が減り、逆に食欲を増進するホルモン(グレリン)が増えて太りやすい体になります。ダイエットを意識するなら、しっかりと寝るべき」(梶村さん)

 老化への影響も大きい。

「睡眠は、傷ついた細胞を修復する大切な時間。そして代謝をコントロールし、常にみずみずしく健康な体を保つための成長ホルモンが分泌される時間でもあります。この成長ホルモンの分泌と同時にグルタチオンという強い抗酸化力を持ったアミノ酸の一種が分泌されます。グルタチオンは、生活習慣病や老化を進める活性酸素の作用を抑え、体内に蓄積した毒素を体外に排出してくれる働きがあります。

 睡眠は無の時間ではありません。美と健康を生み出す価値ある時間として眠りと向き合うことが、健康長寿への第一歩なのです」(梶村さん)

※女性セブン2013年11月21日号

NEWSポストセブン

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