国産スマホ 電池の持ち、サクサク感、防水で海外産に優位性

NEWSポストセブン / 2013年11月18日 7時0分

 NTTドコモの導入で大手通信会社3社が揃って扱うことになった米・アップル社のスマートフォン「iPhone」だが、発売当日こそ東京・銀座のアップルストアに徹夜組を含めた700人以上が列を成したものの、発売直後から在庫がダブつくなど、これまでのようなお祭り騒ぎにはなっていない。一部の専門家や業界関係者は「それも当然」と見ている。日常の使い勝手や性能については、「国産スマホの方が上」と見る専門家は多いのだ。

 まず日常使いで気になるのがバッテリーの持ちだ。都内の家電量販店で売り場の店員に話を聞くと、iPhoneユーザーの不満で最も多いのが「バッテリー持ちの悪さ」だと言う。アップル社の公式サイトによると「iPhone5c」の連続待受時間は最大約250時間とされているが、通話だけでなくネットや動画の閲覧を頻繁に行なう最近のユーザーにはこれが物足りなく感じる。

「使い方にもよりますが、ネットを見て、動画を見て、電話するといった一般的な使い方をすると、iPhoneなら1日は持つけど2日目はつらいというイメージ。これに対し、最新の日本製端末では同じような使い方でも3日間使えると謳う大容量バッテリーを搭載した機種が続々と登場しています。

 中でも3000mAh(ミリアンペア時)のバッテリーを搭載したシャープ『AQUOS PHONE』の『SERIE』(au)は最大約720時間(3Gエリア)の連続待受時間を誇ります。ドコモ向けの『ZETA』(同700時間)とともに、画面表示の書き換え頻度を減らすことで省電力を可能にしたIGZO液晶を搭載しており、アンドロイド端末の不満を一気に解消しました」(スマホに詳しいジャーナリスト・石川温氏)

 大容量バッテリーでは富士通『ARROWS』も引けをとらない、と指摘するのが携帯電話ライターの佐野正弘氏だ。

「3200mAhのバッテリーを搭載したドコモ向けの『ARROWS NX』には明るさを保ちつつバックライトを省電力化する『White Magic』ディスプレイが用いられ、バッテリーの持ちを飛躍的に向上させています」

 また、スマホの肝であるネット利用時の「サクサク感」について両氏は「通信環境により異なるので単純比較できない」としながらも、「スペック的にはiPhoneの通信速度が下り最大100Mbsなのに対し、国産アンドロイド携帯の最新機種は、エリアは限られますが最大150Mbsとなっている」(佐野氏)。

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