手間なく&わかりやすく ビギナーに優しいシストレが進化中

NEWSポストセブン / 2013年11月22日 16時0分

 国内でも利用できるFX会社が増加し、一般的な認知度も高まってきている「システムトレード」(シストレ)。ユーザーがパソコンの前に座っていちいち売買注文を出さなくても、シストレによる自動売買で利益をあげられる――と聞けば、FXトレードをやったことがない人でも興味をそそられるだろう。

 しかし、予備知識なしに、いきなりビギナーが始めるには無理がある。ひと口にシストレといってもさまざまな種類があり、FX会社各社が同じタイプのシステムをラインナップしているとは限らない。会社によっては、独自にパッケージしたものを提供しているところもあり、まずは、シストレの種類を理解することが大事だ。

 シストレは大きく分けて2つのタイプがある。通称『MT4』(メタフォー)と呼ばれる『Meta Trader』(メタトレーダー)と『Mirror Trader』(ミラートレーダー)である。

「メタフォー」は、ロシアのメタクォーツ社が開発したソフトで、現在のバージョンは4番目。シストレをするためには、メタフォーをインストールした上で、売買シグナルを出す「インジケーター」がプログラムされている「エキスパートアドバイザー」(EA)をインストールしなければならない。自動売買ソフトであるEAをユーザーがプログラミングしたり、カスタマイズできるメリットはあるものの、その分、デジタルの知識が求められる。使いこなすには、為替チャートやテクニカル指標の知識も必要であり、つまり、『MT4』はFXの中・上級者向けのシストレと言えるだろう。

 一方、「ミラートレーダー」は、イスラエルのトレーデンシー社が開発。プロのディーラーが行なっている売買システムを、そっくりそのまま利用できるという意味で、“ミラー(鏡)トレーダー”と名付けられている。最大の特長は、手軽にシストレができる点。売買シグナルを出す「ストラテジー」は、すでにミラートレーダーに組み込まれており、実際にトレードするときにはストラテジーを選ぶだけでOK。メタフォーのように新たにEAをインストールする手間がかからず、ビギナーでもすぐに使いこなせるように工夫されている。その結果、国内では、ミラートレーダーを使うFXユーザーが急増しているのだ。

 しかし、カンタンに利用できるといっても、ミラートレーダーを使ってFXで利益を出すには、やはり使いこなすためのコツがある。それは利益を出すストラテジーを選ぶこと。 実は、このストラテジー選びがなかなか難しい。どんな相場でも利益が上げられる「万能ストラテジー」は存在しないからだ。「動きの少ない相場に強い」、「乱高下する相場に強い」など、ストラテジーにはそれぞれの特長がある。ミラートレーダーで利益を出すには、ユーザーが相場に合ったストラテジーを選ぶノウハウが必要となる。

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