AGT優勝ダンサー蛯名健一氏 「努力は嫌い」でも成功した理由

NEWSポストセブン / 2013年12月8日 7時0分

蛯名:そうかもしれません。日本人のパフォーマーには、技術を高めていく職人肌の人が多い。それは大事なことだし、日本の良い文化で僕も好きなんだけど、超絶テクニックになればなるほど、コアな人にしか伝わりづらくなる面がある。だからハイクオリティなものの需要は小さくなりがちです。

 これはなんでもそうで、例えば電化製品などにも同じことが言えるかもしれません。世界中がハイスペックのコンピューターを必要としてるわけではない。安価な入門モデルで十分な人の方が多い。どちらが良い悪いではなく、双方に見合ったマーケティングと戦略があるはずだと思っています。

えびな・けんいち●1974年生まれ。1994年留学のため渡米。在学中に様々なジャンルのダンスを独学で学ぶ。大学卒業後2001年、NYハーレムのアポロシアターで開催される「アマチュアナイト」で日本人初の年間総合チャンピオンに。2007年にはアポロシアターTV版のコンテスト番組「Showtime at the Apollo」で7回連続優勝を果たし、アポロシアター史上唯一の2冠達成。同年、TED会議のステージに招かれパフォーマンスを披露。現在、NYを拠点に世界各地でパフォーマンスを行うほか、様々なダンスやシアターのカンパニー、プロジェクトにおいて舞台演出、振付、パフォーマンスを手がける。愛称は「エビケン(EBIKEN)」

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