ローソンVSセブン ダイエット効果を謳う低糖質食品でバトル

NEWSポストセブン / 2013年12月1日 16時0分

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コンビニで人気の低糖質食品

 低糖質ダイエットを巡るコンビニの熱き戦いを、食文化に詳しい編集・ライターの松浦達也氏が解説する。

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 最近ではコンビニからいままでのイメージを覆すような「健康」「ダイエット」商品が発売され、ヒットの兆しを見せている。とりわけ「低糖質ダイエット」「糖質制限食」などのニーズにコンビニがこたえ始めたのだ。

 先鞭をつけたのは大手コンビニチェーン、ローソンだった。2012年6月、小麦粉よりも糖質が少なく、食物繊維が多いブラン(小麦の外皮部分の「小麦ふすま」)を素材にしたパンを発売した。発売当初はそれほど目立った存在ではなかったが、今年になって明らかに店頭での存在感が増している。実際、「ブランパン」はリピート率では看板ホットスナック、「からあげクン」の2倍以上、50%近いリピート率があるという。

 Twitter上でも「120円で117カロリーで味も良くて手軽に食べれて、この栄養値は異常。納豆よりも茹で卵よりもタンパク質が高く、オートミール並の食物繊維」など絶賛する声が相次いでいる。実際、食品成分表で100gあたりのタンパク質の量を比較すると、確かに納豆や卵よりも含有量は多い。

 言うまでもなく、弁当やサンドイッチ、おにぎり、麺類などの食事はコンビニの主力商品で、そのほとんどに「糖質」はつきものだ。だが近年、糖質はなるべく控えるところがローソンは「ブラン」という武器で、その“聖域”に切り込んだ。同社は10月に発表した中期事業戦略でも「健康」への取り組みを柱に据えると明言している。現在もWeb上で社員同士の「ローソン社員対抗! 健康体になろう対決!!」として社員同士のダイエット対決企画を行ったり、尼崎市、松本市など自治体と連携して、コンビニでの健康相談や健康診断をするプロジェクトも進めている。社の方針にもそぐうブランパンのような商品には今後も力を入れていくはずだ。

 一方、最大手のセブンイレブンも「コンビニ健康」トレンドを後押ししている。この秋発売された「サラダチキン」。鶏の胸肉に味つけをし、やわらかく蒸し上げた冷菜だが、「やわらかくてうまいダイエット食」とネット上で評判になり、1列だった陳列がまたたく間に2列、3列となり、1段すべて、2段まるごとサラダチキンに占領させる店舗まで現れた。お値段は125gで198円。計算上は1パックで131kcalと、確かにリーズナブルで余計なカロリーや脂質を摂取せずにすむ商品だ。

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