ぎんさん4姉妹 最近は3人だけで登場することになった背景

NEWSポストセブン / 2013年12月29日 7時0分

 この2年間、いつも仲良く4人でメディアに登場していた蟹江ぎんさん(享年108才)の娘4姉妹。しかし秋以降、長女・年子さん(99才)はめっきり姿を見せなくなり、イベントにも3人だけが出演するようになっていた。2013年9月に姉妹たちに大きな変化が訪れたのだ。いったい、何があったのか。複雑な家族の事情と胸の内を姉妹たちが明かしてくれた。本誌も約3か月間取材が滞るという状態が続いていた。

美根代さん(五女・90才):「それちゅうんも、“あんねぇ”(年子さんのこと)が、とうとう千多代姉さん(三女・95才)の家から出てってしまったからだがね。そいだで4姉妹がね、3姉妹になってしもうた。昨日もね、買い物に出かけたら、“いちばん上のお姉さん、病気でもして寝込んでおられるの!? テレビじゃ、このごろ3姉妹だがね”と言われて、返事するのに困ってしもうた」

 これまでにも、“あんねぇ”こと長女・年子さんが、同居する千多代さんの家を、ぷいと出ていったことがあった。が、それは些細な口ゲンカが原因で、1か月もしないうちに、年子さんは戻ってきたのだった。

 ところが今回は違うようだ。年子さんは、息子夫婦が暮らす名古屋市内の実家に帰ってしまい、近くにある介護施設のデイサービスに通う日々だという。明るく、前向きな姿勢で助け合いながら生きてきた4姉妹――いったい、何があったのだろうか。

 振り返れば、長女・年子さんと三女・千多代さんが、ひとつ屋根の下で暮らすようになったのは、今から10年ほど前のこと。年子さんが米寿(88才)を迎えるころだった。

 それまで同じ名古屋市で、息子夫婦と暮らしていた年子さんだったが、万事嫁任せの生活をするうち、認知症の一歩手前のような状態になった。そんな姉の行く末を危惧した美根代さんが「“あんねぇ”に家事をさせる訓練をしたほうがええ」と、ひとり暮らしの千多代さんとの同居を提案したのだ。

美根代さん:「千多代姉さんは世話焼きだでね。そのちょっと前に、千多代姉さんの友達が息子夫婦に邪険にされて行くとこがなくなったところ、1年間も家に住まわせてあげたことがあったが」

千多代さん:「自分で言うのも変だが、私はほとけ様の生まれ変わりみたいに慈悲深い(笑い)」

 しかし、いくら姉妹といえども、共同生活となれば、つまらぬことで意見が食い違い、ケンカになることもしばしば。そのたびに「仲がええだで、ケンカにもなるがね」――ふたりはそう思って、絆を強くしてきたのだ。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
NEWSポストセブン

トピックスRSS

ランキング