フィギュアスケートファン女性「苦悶の表情は腐女子の大好物」

NEWSポストセブン / 2014年1月8日 16時0分

 2月から始まるソチ五輪。中でも注目度が高いのが、メダルの期待も高いフィギュアスケートだ。ファン歴20年の専業主婦・Aさん(40代)が、その魅力について語る。

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 全日本選手権のフリーで、手を切ってしまった大ちゃん(高橋大輔選手、27才)が、演技の後半、赤い血の流れる手のひらをパッとかざしたでしょう。お~っと叫んじゃいました。まさに少女漫画の世界。

 フィギュアは順位を競い合う「競技性」と同時に、クラシックバレエのように優雅で華麗な「芸術性」を併せ持っているのがスポーツの中でも特別なところだと思います。

 世界選手権3連覇中のパトリック・チャン(23才、カナダ)は、芸術性が持ち味で、高度なジャンプ抜きでも高得点が取れた時期があったこともある。

 それでいて、めちゃくちゃハードで体力が必要なんですよね。体力面に不安があるといわれていた羽生くん(羽生結弦選手、19才)は、今オフは「時間さえあれば腕立て伏せをした」そうです。それでも全日本選手権のフリーが終わった時、体を起こせないほど疲労困憊していた。美しい男子の苦悶の表情はBL(ボーイズラブ)好き腐女子の大好物です。

 フィギュアが、理不尽な競技であることも、魅力のひとつです。例えば、容姿。同じことをやっても、容姿でまさる選手には勝てない。どんなに努力しても才能があっても。私は自分の容姿に自信がないし、服も地味でメイクもしない。だけど、女は美しいことが価値なんだし、私も“美しい女”が好きなんだとフィギュアで実感させられる。

 それから年齢。全日本選手権でのミキティ(安藤美姫、26才)のSP『マイ・ウェイ』は、衝撃の出産から8か月後で、全盛期のようなジャンプの高さはなかったし、体力も落ちていたのは明らかだった。だけど、穏やかな表情で踊る姿に胸を打たれました。

 年齢を重ねれば表現力に深みが出るのに、技術力は落ちていく。年齢制限のある儚いスポーツなんです。

 青春、恋愛、栄光、挫折…すべてが詰まっている。まさに少女漫画なんですよ!

※女性セブン2014年1月23日号

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